特許
J-GLOBAL ID:200903075540680430

音像定位制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-034946
公開番号(公開出願番号):特開平6-233396
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 ゲーム機などでの音場再生において、操作者(聴取者)に所望の任意の位置に音像が定位しているように感じさせる音像定位制御方法を改良して、音像定位感を明確なものにする。【構成】 角度θの位置にスピーカを設置した状態で物理的HRTF(頭部伝達関数)を測定すると共に(ステップ101a,102a)、角度θの位置から音像が聞こえるようにスピーカを設置した状態で心理的HRTFを臨界帯域幅ごとに測定する(101b,102b)。測定した物理的HRTFと心理的HRTFとをもとにして各音像定位位置における信号変換回路(コンボルバ)用の伝達特性(キャンセルフィルタの係数データ)を求める(104)。求めた伝達特性を信号変換回路に設定し、音源からの信号を処理してトランスジューサ(スピーカ)で再生する(106)。
請求項(抜粋):
離間して配設された複数のトランスジューサから、同一の音源が供給され、かつ所定の伝達特性を有する複数の信号変換回路で処理した信号を再生して、聴取者に前記トランスジューサとは異なる任意の位置に音像が定位しているように感じさせる音像定位制御方法において、物理的な音像位置に対する物理的HRTF(頭部伝達関数)を測定するステップと、心理的な音像位置に対する心理的HRTFを測定するステップと、測定した前記物理的HRTFと前記心理的HRTFとをもとにして各音像定位位置における前記信号変換回路用の伝達特性を求めるステップと、求めた前記伝達特性を前記信号変換回路に設定し、前記音源からの信号を処理して前記トランスジューサで再生するステップとからなることを特徴とする音像定位制御方法。
IPC (4件):
H04S 1/00 ,  G10K 15/00 ,  H03G 5/16 ,  H04S 7/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-290759

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