特許
J-GLOBAL ID:200903075545684018
血管状態評価装置、血管状態評価方法および血管状態評価プログラム
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (6件):
深見 久郎
, 森田 俊雄
, 仲村 義平
, 堀井 豊
, 野田 久登
, 酒井 將行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-092522
公開番号(公開出願番号):特開2008-246010
出願日: 2007年03月30日
公開日(公表日): 2008年10月16日
要約:
【課題】動脈硬化の度合いをより高い精度で評価することが可能な血管状態評価装置、血管状態評価方法および血管状態評価プログラムを提供する。【解決手段】位相線傾き算出部(実測)32は、周波数変換部30aおよび30bから出力される位相特性Pa(f)およびPb(f)を受信し、両者間の各周波数成分についての位相差に基づいて、実測の位相差特性を算出する。一方、位相線傾き算出部(モデル)38は、伝達関数算出部36で算出された伝達関数Ga(f)と伝達関数Gb(f)との間の位相差特性を算出し、算出した位相差特性を探索部40へ出力する。探索部40は、変数kをフィッティングして、傾きg(k)と傾きgexpとが互いに略一致する変数kopt(最適解)を決定する。この変数koptが被験者の動脈硬化の度合いを示す指標となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
生体を構成する血管を複数の区間に分割してモデル化した循環系モデルを格納する記憶手段を備え、
前記循環系モデルは、前記複数の区間の各々を代表する形状値を含み、さらに
生体の第1測定部位に装着されて第1生体信号の時間波形を測定する第1測定手段と、
生体の第2測定部位に装着され、前記第1測定手段と同期して第2生体信号の時間波形を測定する第2測定手段と、
前記第1生体信号と前記第2生体信号との間の各周波数成分についての位相差に基づいて、実測の位相差特性を算出する第1算出手段と、
前記第1測定部位までの血管経路に対応して前記循環系モデルに基づいて規定された第1伝達関数と、前記第2測定部位までの血管経路に対応して前記循環系モデルに基づいて規定された第2伝達関数との間の位相差特性を算出する第2算出手段とを備え、
前記第1伝達関数および前記第2伝達関数は、血管の弾力度合いを示す弾力度変数を含み、さらに、
前記第1算出手段によって算出される実測の位相差特性に基づいて、前記第2算出手段によって算出される位相差特性をフィッティングすることにより、前記弾力度変数を決定する探索手段を備える、血管状態評価装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B5/02 A
, A61B5/02 310J
Fターム (10件):
4C017AA07
, 4C017AA09
, 4C017AB01
, 4C017AB10
, 4C017AC03
, 4C017AD01
, 4C017BB12
, 4C017BC11
, 4C017CC01
, 4C017FF05
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
脈波伝播速度測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-218862
出願人:フクダ電子株式会社
引用文献:
前のページに戻る