特許
J-GLOBAL ID:200903075550088148
真の転がり接触がある円錐ころ軸受
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-516162
公開番号(公開出願番号):特表2001-520354
出願日: 1998年10月12日
公開日(公表日): 2001年10月30日
要約:
【要約】円錐ころ軸受(1)は、内輪及び外輪(2,4)と、少なくとも2つの列に編成された円錐ころ(6,8)とを有し、1つの列のころは他の列のころ(6,8)と略整列される。ころ(6,8)の大端は相互に対向し、それによりいずれかの列のころ(6,8)をそのテーパーされた軌道(2,4)において上方に推進する力は、他の列のころ(6,8)によって抵抗される。2つの列の整列されたころ(6,8)の端面は相互に接触するか、或いは、円筒ころ又は分離円盤といった介在する要素と接触する。ころ(6,8)及びそれらが転動する軌道(2,4)の幾何形状は、1つの軌道輪が他の軌道輪に対して相対的に回転するとき、ころ(6,8)と軌道(2,4)との間に純粋な転がり接触があり、ころ(6,8)の端面の間にも純粋な転がり接触があるようにされる。更に、任意の組の整列されたころの接触線は同期し、ころ(6,8)は安定性を有する。従って、ころ(6,8)は軸受の中で所定の位置に維持され、任意の組の整列されたころ(6,8)は相互に一緒に動く。
請求項(抜粋):
軸Xの回りの回転を与える転がり軸受であって、 上記軸受は、軸Xに対して外側に向けられたテーパーされた第1の軌道及びテーパーされた第2の軌道を有する内輪と、軸Xに対して内側に向けられたテーパーされた第1の軌道及びテーパーされた第2の軌道を有する外輪とを有し、 内輪の第1の軌道は軸Xに対して角度α1を成し、内輪の第2の軌道は軸Xに対して角度α2を成し、外輪の第1の軌道は内輪の第1の軌道に対向して配置され軸Xに対して角度β1を成し、外輪の第2の軌道は内輪の第2の軌道に対向して配置され軸Xに対して角度β2を成し、 内輪の第1の軌道によって形成される包絡面及び外輪の第1の軌道によって形成される包絡面は略第1の点において軸Xと交差し、内輪の第2の軌道によって形成される包絡面及び外輪の第2の軌道によって形成される包絡面は略第2の点において軸Xと交差し、 内輪の第1の軌道によって形成される包絡面及び内輪の第2の軌道によって形成される包絡面は略第1の点と第2の点との間で交差し、外輪の第1の軌道によって形成される包絡面及び外輪の第2の軌道によって形成される包絡面もまた略第1の点と第2の点との間で交差し、 角度α1、α2、β1、及びβ2の間の関係は、一般的に、以下の式、【数1】で表わされ、 第1の転動体は内輪及び外輪の第1の軌道の間に配置され本質的に内輪及び外輪の第1の軌道と線接触され、第2の転動体は内輪及び外輪の第2の軌道の間に配置され本質的に内輪及び外輪の第2の軌道と線接触され、各第1の転動体に対して第1の転動体に略整列された第2の転動体があり、それにより第1の転動体及び第2の転動体は組として編成され、任意の組に含まれる第2の転動体はその組に含まれる第1の転動体のアキシアル方向の変位を防止し、任意の組に含まれる第1の転動体はその組に含まれる第2の転動体のアキシアル方向の変位を防止する軸受。
Fターム (23件):
3J101AA13
, 3J101AA16
, 3J101AA24
, 3J101AA25
, 3J101AA32
, 3J101AA33
, 3J101AA43
, 3J101AA44
, 3J101AA54
, 3J101AA62
, 3J101AA77
, 3J101BA01
, 3J101BA12
, 3J101BA23
, 3J101BA25
, 3J101BA26
, 3J101BA34
, 3J101BA53
, 3J101BA54
, 3J101BA55
, 3J101BA57
, 3J101BA71
, 3J101FA31
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