特許
J-GLOBAL ID:200903075551221844

難燃性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-151961
公開番号(公開出願番号):特開平8-012811
出願日: 1994年07月04日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【構成】 (A)熱可塑性樹脂、(B)特定の二官能フエノールによる結合構造と特定の単官能フエノールによる末端構造を有するリン酸エステル化合物、及び(C)特定の二官能フエノールによる結合構造と末端構造のうち一つが炭素に結合した水酸基を有する構造をもつリン酸エステル化合物からなり、上記(B)成分のリン酸エステル化合物と上記(C)成分のリン酸エステル化合物との合計量に対して(C)成分のリン酸エステル化合物の割合が0.1から40重量%である樹脂組成物。【効果】 本発明の熱可塑性樹脂組成物は、従来の難燃性樹脂組成物に比べ、難燃剤の変性、揮発、ブリード等の問題がなく、かつ着色がなく、塗装密着性に優れた難燃性の熱可塑性樹脂組成物を提供することができる。
請求項(抜粋):
(A)熱可塑性樹脂、(B)一般式(I)【化1】(式中、Q1、Q2、Q3、Q4は炭素数1から6のアルキル基を表し、R1、R2はメチル基、R3、R4はメチル基、または水素を表す。nは1以上の整数を、n1、n2は0から2の整数を示し、m1、m2、m3、m4は、独立に0から3の整数を示す。)で表されるリン酸エステル化合物、及び(C)一般式(II)【化2】(ここで、Qは2から14の炭素数を有する脂肪族炭化水素残基、または6から20の炭素数を有するアリール基、アルキル置換アリール基、アラルキル基に対応する2価の残基よりなる群から選ばれる。Q5、Q6、Q7は炭素数1から6のアルキル基を表す。nは0以上の整数を表す。m5、m6、m7は0から3の整数を示す。)で表されるリン酸エステル化合物からなり、上記(B)成分のリン酸エステル化合物と上記(C)成分のリン酸エステル化合物との合計量に対して(C)成分のリン酸エステル化合物の割合が0.1から40重量%である難燃性樹脂組成物。
IPC (5件):
C08K 5/521 KCB ,  C08L 25/04 LED ,  C08L 71/12 LQM ,  C08L 85/02 LSB ,  C08L101/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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