特許

J-GLOBAL ID：200903075554292360

車両のトーボード部構造

発明者： 藤巻 秀文
出願人/特許権者： 富士重工業株式会社
代理人 (1件)： 足立 卓夫 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-351061
公開番号（公開出願番号）：特開平9-175434
出願日： 1995年12月25日
公開日（公表日）： 1997年07月08日
要約：

【要約】【課題】 車両の正面衝突時、フロントフレームからトーボードに入力される衝突荷重により、トーボードの車室内側への変形量が大きい、という課題を有していた。【解決手段】 トーボード1を薄板材よりなる上部材11と厚板材よりなる下部材12とに2分割構成し、下部材12の上方部分にハット型断面部12aを形成し、上部材11の下方部分と下部材の上方部分とを重ね合わせ結合して、車幅方向の閉断面部13をもったトーボード1を構成し、フロントフレーム2の後端部を閉断面部13に突き合わせ固着し、これにより正面衝突時フロントフレーム2からトーボード1に入力される衝突荷重が閉断面部13にてしっかりと受け止められ、閉断面部13より左右のホイールハウス部14等に伝達,分散されることで、トーボード1の後方変形量を最小限に抑えることができるようにした。

請求項（抜粋）：

エンジンルームとその後方の車室とを仕切るトーボードを、上部材と下部材とに2分割構成し、該上部材の下方部分と下部材の上方部分の何れか一方又は双方に車幅方向のハット型断面部を形成し、該上部材の下方部分と下部材の上方部分とを重ね合わせ結合することにより、その結合部分に車幅方向の閉断面部が形成されたトーボードを構成したことを特徴とする車両のトーボード部構造。