特許
J-GLOBAL ID:200903075556301048
航空タービン油のデポジット形成傾向を低減させると共に抗酸化性を改善する硫黄含有カルボン酸誘導体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河備 健二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-506157
公開番号(公開出願番号):特表2001-504142
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】本発明は、抗酸化性及びデポジットの形成されにくさを増したターボ油組成物にあり、及びターボ油にその成果をもたらす方法に関する。本発明のガスタービン潤滑油は、大きな比率のジエステル及びポリオールエステルなどの合成ポリオールエステルを主成分とする基材油、好ましくはポリオールエステルを主成分とする基材油と、小さな比率の酸化防止剤/デポジット制御添加剤、具体的には硫黄含有カルボン酸(SCCA)誘導体とを含む。極圧、流動点降下、酸化安定、消泡、加水分解安定、粘度指数向上、耐摩耗、及び腐食防止添加剤などの他の従来の添加剤及びその他の添加剤も用いてもよい。SCCA誘導体の使用により、SCCA誘導体を用いないターボ油が示す酸化安定性及びデポジット制御性能よりも著しくすぐれた酸化安定性及びデポジット制御性能を示すターボ油が得られる。
請求項(抜粋):
合成エステルを主成分とする基材油主成分と、構造式:[式中、R1は、C2-C12アルキレン(カルボキシ基が、少なくとも2個の炭素を含有する線状アルキレン基によってSから分離されている)、アリーレン、C1-C8アルキル置換アリーレンであり、R'は、水素またはC1-C8アルキルであり、R2は、水素、または基:であり、R2が、であるとき、R1及びR3は、同一または異なるものでもよく、C2-C12アルキレン(カルボキシ基が、少なくとも2個の炭素を含有する線状アルキレン基によってSから分離されている)、アリーレン、C1-C8アルキル置換アリーレンであり、R'及びR''は、同一または異なるものでもよく、水素、C1-C8アルキルである]によって表される硫黄含有カルボン酸(SCCA)誘導体の微量成分とを含む、増大したデポジットの形成されにくさ及び改善された酸化安定性を示すターボ油組成物。
IPC (5件):
C10M105/32
, C10M135/20
, C10N 30:00
, C10N 30:10
, C10N 40:25
FI (2件):
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