特許
J-GLOBAL ID:200903075557826187

酸素濃淡電池型酸素分析計の大気エア一点校正方法および酸素濃淡電池型酸素分析計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綿貫 達雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-194769
公開番号(公開出願番号):特開平10-038846
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 酸素濃淡電池型酸素分析計の校正する際、高圧ガスボンベに詰められたゼロガス、スパンガスを用いること無く、かつ校正の時期を自動的に決定する。【解決手段】 第1、第2および第3の酸素濃淡電池に対応したバイアス・ゲイン調整手段の出力電圧の関係が所定の値になったとき、予め求められている酸素ポンプの注入電荷量から酸素分圧を求める係数および制御下の第2基準室の酸素分圧を用いて自動校正を開始する。校正ガスとして大気エアと第2基準室に酸素ポンプによって基準校正ガスを作り各酸素濃淡電池の校正を行う。
請求項(抜粋):
(A)大気エアに連通された第1の基準室と、該第1の基準室および被測定ガス空間と気密に酸素イオン伝導性固体電解質で隔離されている第2の基準室と、前記第1の基準室内に、電極が露呈しており、他の電極が被測定ガス空間側に露呈して設けられた一対の電極からなる第1の酸素濃淡電池と、前記第2の基準室内に、電極が露呈しており、他の電極が被測定ガス空間側に露呈して設けられた一対の電極からなる第2の酸素濃淡電池と、前記第1の基準室内に、電極が露呈しており、他の電極が前記第2の基準室内に露呈して設けられた一対の電極からなる第3の酸素濃淡電池と、前記第2の基準室内に、電極が露呈しており、他の電極が被測定ガス空間側に露呈して設けられた一対の電極からなる酸素ポンプと、前記第3の酸素濃淡電池で前記第2の基準室の酸素分圧を検出する手段と、該第2の基準室の酸素分圧を所定の一定値に酸素ポンプの電流を制御する手段と、からなる酸素センサと、(B) 前記各酸素濃淡電池に対応した第1、第2および第3のバイアス・ゲイン調整手段と、前記第2の基準室の酸素分圧を所定の一定値に酸素ポンプの電流を制御する手段と酸素ポンプの制御を切り放して、酸素ポンプによって所定の電荷量を注入することによって第2の基準室に校正用の酸素分圧を作る手段と、を有している受信器部と、からなる酸素濃淡電池型酸素分析計であって、常時は前記第2の基準室の酸素分圧を所定の一定値に酸素ポンプの電流を制御する手段で稼働していて、次式で表される誤差量eの値が所定の値以上となったとき、予め求められている酸素ポンプの注入電荷量から酸素分圧を求める係数および制御下の第2の基準室の所定の酸素分圧を用いて、自動校正を開始することを特徴とする酸素濃淡電池型酸素分析計の大気エア一点校正方法;誤差量e=HV3-HV1-HV2、但し、HV1:受信器部の第1の酸素濃淡電池に対応したバイアス・ゲイン調整手段の出力電圧、HV2:受信器部の第2の酸素濃淡電池に対応したバイアス・ゲイン調整手段の出力電圧、HV3:受信器部の第3の酸素濃淡電池に対応したバイアス・ゲイン調整手段の出力電圧。
IPC (3件):
G01N 27/419 ,  G01N 27/26 381 ,  G01N 27/26
FI (3件):
G01N 27/46 327 Z ,  G01N 27/26 381 B ,  G01N 27/26 381 C

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