特許
J-GLOBAL ID:200903075566153047

インクデューティサイクル制限下で源画像をレンダリングする方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上村 輝之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-020423
公開番号(公開出願番号):特開平9-314864
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 最低限の計算のみを用いて,好ましくは一次元のルックアップテーブルのみを用いて,インクジェットプリンタの全インクデューティサイクル(全インク打ち込み率)を調整する。【解決手段】 シアン,マゼンタおよびイエローが同時に出現するときに黒インクを代用するインクジェットプリンタにおいて全インクデューティサイクルを制限するために,プリンタドライバが,画素の色の成分値に対する調整値を,その色の最大成分値と平均成分値との差の関数として決定する。黒インクの使用を不当に制限することなく全インクデューティサイクルを制限するために,色の成分値が大きい場合にのみその成分値を調整し,小さい場合には調整しない。
請求項(抜粋):
源画像をレンダリングする方法において,A)源画像を表す電気的源画像信号に応答して,一連の1個以上の画像修正工程を用いて電気的印刷命令信号を生成する工程であり,前記一連の工程において,各画像修正工程が入力ピクセルより成る入力画像を受信し,それより出力ピクセルより成る出力画像を生成し,最初の画像修正工程の入力画像は前記源画像であり,以後のいずれかの画像修正工程の入力画像が先行の画像修正工程の出力画像であり,前記画像修正工程の1つがRGB成分により表現された値を有する入力ピクセルより成る入力画像をもつ全インク制限工程であり,前記全インク制限工程の入力画像の少なくとも1個の入力ピクセルの最大成分値と平均成分値との差が所定の最小値より大きく,かつ,前記全インク制限工程が,i)各入力ピクセルについて,前記入力ピクセルの最大成分値と平均成分値との差に比例し,それにより前記差が前記所定の最小値を超えるか否かを示している差分値を計算する工程と,ii)各入力ピクセルについて,a)前記入力ピクセルの最大成分値と平均成分値との差が前記所定の最小値を超えない場合は前記入力ピクセルの値に等しい値,また,b)前記入力ピクセルの最大成分値と平均成分値との差が前記所定の最小値を超える場合は,前記入力ピクセルの非最大成分値に,前記入力ピクセルについて計算された前記差分値の関数に全体としてなる個々の調整値を加算して得られる値,を有する出力ピクセルを決定することにより出力画像を得る工程とを含む,前記電気的印刷命令信号を生成する工程と,B)前記電気的印刷命令信号を印加することにより印刷機構を作動させる工程とを含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
B41J 2/175 ,  H04N 1/60 ,  H04N 1/46
FI (3件):
B41J 3/04 102 Z ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/46 Z

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