特許
J-GLOBAL ID:200903075568186350

ラチェット機構を利用したベルト締付具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内藤 哲寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-036492
公開番号(公開出願番号):特開平7-224811
出願日: 1994年02月08日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】ラチェット機構を利用したベルト締付具において、巻取軸に巻取られているベルトの巻戻しを小さな力でスムーズに行えるようにすることである。【構成】締付具本体Aにおける巻取軸23を支承している支承穴3の周縁部に環状フランジ部4を突設させて、該環状フランジ部4を巻取レバーBの先端部に設けられた支承穴17に嵌合させて、締付具本体Aに巻取レバーBを支承させる。
請求項(抜粋):
巻取軸にラチェットが一体に取付けられて、該ラチェットの方向に付勢された逆転防止用係合板を備えた締付具本体の長手方向の一端部に該巻取軸が支承され、該ラチェットの方向に付勢されてこれと係合するラチェット係合板を備えた巻取レバーの先端部には、前記逆転防止用係合板を後退させるためのカム部が設けられていると共に、前記締付具本体には、巻取回動端を超えて該巻取レバーを回動させた状態において該巻取レバーに設けられたラチェット係合板を係合させるための係合溝が設けられ、該巻取レバーを倒伏状態から起立方向に回動させると、これに取付けられたラチェット係合板と前記ラチェットとが係合して、巻取軸が同方向に回動してベルトが巻取られ、付勢力に抗して前記ラチェット係合板を後退させて、前記巻取レバーをその巻取回動端を超えて更に巻取方向に回動させることにより、該ラチェット係合板を前記締付具本体の係合溝に係合させると、該巻取レバーの先端部のカム部が前記逆転防止用係合板を押圧させてこれを後退させて、巻取軸に巻取られているベルトが巻戻し可能となる構成のラチェット機構を利用したベルト締付具において、前記締付具本体における前記巻取軸を支承するための支承穴の周縁部に環状フランジ部を突設させて、該環状フランジ部に前記巻取レバーの先端部を回動可能に支承させたことを特徴とするラチェット機構を利用したベルト締付具。
IPC (2件):
F16B 2/08 ,  F16H 31/00

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