特許
J-GLOBAL ID:200903075570018545

建設機械の旋回回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-413551
公開番号(公開出願番号):特開平6-294147
出願日: 1990年12月21日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】[目的] 油圧ショベルの旋回・アーム引き同時操作時にアームシリンダ作動圧力に影響されることなく旋回作動圧力が高圧になることを確保し、かつ旋回のフル加速操作を行ったとき旋回に最低限必要な圧力を保証することで、旋回優先機能を発揮し、しかもメインポンプ圧油の有効利用を行う。[構成] メインポンプからアーム用パイロット切換弁に通じるパラレル通路にチェックブロックを設け、そのチェックブロックの内部に第1ポペットをそなえた第1ポペット室と、第2ポペットをそなえた第2ポペット室と、ピストンをそなえたピストン室を形成し、ピストンの背後側に旋回モータ作動圧を作用するようにし、その旋回モータ作動圧が所定の圧力より高くなったとき上記ピストンが所定のストローク量以上作動しないように構成した。
請求項(抜粋):
各種油圧アクチュエータをそなえ、旋回・アーム引き同時操作時に旋回優先機能を発揮するようにした建設機械の油圧回路において、メインポンプからアーム用パイロット切換弁に通じるパラレル通路にチェックブロックを設け、そのチェックブロックの内部に第1ポペット室と第2ポペット室とピストン室を形成し、上記第1ポペット室に第1ポペットを嵌挿してメインポンプからアーム用パイロット切換弁に通じる通路を開閉するようにし、また上記第1ポペット室の背後側に第2ポペット室と連通する穴部を設け、その穴部の第2ポペット室側にその穴部を開閉する第2ポペットを設け、かつ第2ポペット室と、第1ポペットのアーム用パイロット切換弁側油路とを油路にて連通し、また第2ポペット室の背後側よりピストン室に通じるシリンダ穴を開穿し、そのシリンダ穴にストッパをそなえたピストンを摺動可能に嵌挿し、またそのピストンの背後側に旋回モータ作動圧を作用するようにし、その旋回モータ作動圧が所定の圧力より高くなったとき上記ストッパによりピストンが所定のストローク量以上作動しないように構成したことを特徴とする建設機械の旋回回路。
IPC (2件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/16

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