特許
J-GLOBAL ID:200903075570219664

原料搬送制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039896
公開番号(公開出願番号):特開平11-236116
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 鉄鉱石等の原料ヤード設備における自動搬送制御に関して、入槽作業間の競合を回避し、搬送作業能率を最大にする制御システムを提供。【解決手段】 プロセス制御用計算機による入槽作業の計画立案および制御に関して、複数の入槽作業を同時並行して行うような原料ヤード設備において、入槽作業計画を立案する際、競合する入槽作業に関して、搬送作業能率最大化を目的関数として、競合を解消する最適解を求め、解がない場合は操業者が制約条件を順次緩和することにより準最適解を計算し、入槽自動制御を行う。
請求項(抜粋):
原料受入計画,原料ヤード計画,設備修理計画,原料ヤード現況,槽在庫現況,槽切出量現況,設備稼働・故障現況、および、操業者からの操業前提条件を表わす入力デ-タを取り込む入力手段A;入力データに基づいて、各原料槽毎に、基準計算時刻の槽在庫推移を計算して、故障設備の使用および設備修理時間帯を回避し、槽在庫が管理下限を下回らないための次回入槽作業開始時刻範囲および入槽量を計算する手段B;手段Bが計算した入槽のための払出原料山,該払出原料山にひもつく払出機および搬送設備の組合せすなわち入槽作業を選択する手段C;上記手段Cが選択した複数の競合する入槽作業群を、搬送作業能率最大化を目的関数とした混合整数計画法問題に定式化して、競合を解消した最適解を求める手段D;手段Dの計算に関して、「解あり」か「解なし」かを判断する手段E;手段Eの計算結果にて「解なし」と判断した場合、その結果を操業者に提示し、操業者の緩和した制約条件の入力に応じて、前記最適解を再計算する手段F;手段D,EおよびFの計算結果で「解あり」の時、その計算結果より、複数の入槽作業間の競合を回避し、制約条件内で作業効率を最大にする実行可能入槽作業開始時刻,終了時刻および入槽量を計算する手段G;手段Gの計算結果から、直近の計画確定時刻まで槽の原料在庫推移,原料ヤード推移および払出機稼働状況をシミュレーション計算する手段H;手段Hの計算結果を操業者に提示する手段I;手段Aから手段Iの計算,処理結果に基づいて、受入,払出,搬送設備を制御する制御手段J;および、リアルタイムにて手段Aから手段Jによる計算,処理および制御を行う手段K;を備える、原料ヤード設備の原料搬送制御システム。
IPC (3件):
B65G 43/08 ,  C21B 5/00 ,  B65G 63/00
FI (3件):
B65G 43/08 Z ,  C21B 5/00 ,  B65G 63/00 B

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