特許
J-GLOBAL ID:200903075570327556
液体分離装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014325
公開番号(公開出願番号):特開平6-218040
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 複数の層からなる液体を収容する容器に、下方層を液体を容器の頂部から取出すための通路が形成されていなくても、各層の液体を容器の頂部から容易にしかも迅速に取出すことができる液体分離装置をつくる。【構成】 柔軟性のある素材からなる親バッグB1 には、上方層S1 と中間層S3 と下方層S2 とに分離された液体が収容されている。この親バッグB1 には、チューブtを介して複数の子バッグBa,2 B2bが取り付けられている。この親バッグB1 に第1押圧片21を押し付け、第1加圧プレート19との協働により、親バッグB1 の側部に下方層S2 の液体を第2取出口Q2 に導くための通路75を形成する。この後、一方の第1加圧プレート19と第2加圧プレート23との協働により親バッグB1 を加圧し、上方層S1 の血漿成分を第1取出口Q1から、また下方層S2 の赤血球成分を第2取出口Q2 から取出しそれぞれ子バッグB2a, B2bに収容する。
請求項(抜粋):
内部に上方層、中間層、下方層の少なくとも3つの層に分画された成分が収納され、該上方層または該下方層の一方の側に第1の出口及び第2の出口を備えた柔軟性のある親容器を保持する容器保持部と、該容器保持部に保持された該親容器の対向する2つの面のうちの1つの面を支持する支持部材及び他方の面を加圧する加圧部材とからなる容器加圧部とを有する液体分離装置であって、該加圧部材は、第1の加圧部材と第2の加圧部材からなり、該第1の加圧部材により、前記上方層、前記中間層ならびに前記下方層の3つの領域を維持しながら、前記第1の出口および前記第2の出口の間から前記中間層を横切って該親容器の他端の所定距離手前まで前記親容器の対向する2面に密着部を形成させ、かつ該密着部により該親容器内に前記第1の出口に連通する容器の大きな部分と前記第2の出口に連通する容量の小さな部分を形成するための第1の駆動手段と、前記第2の加圧部材により、該容量の大きな部分を押圧し、該密着部により形成された該容量の小さな部分との通路につながる該容量の大きな部分の1成分を前記第2の出口に導き、別の一成分を前記第1の出口に導く第2の駆動手段と、からなることを特徴とする液体分離装置。
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