特許
J-GLOBAL ID:200903075573236071
放電管
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松田 宗久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-362877
公開番号(公開出願番号):特開平10-335042
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 上部放電電極及び下部放電電極から放電の際に発せられるスパッタ物質により、放電トリガ線間の電気的絶縁性が劣化することのない放電管を得る。【解決手段】 気密筒10の内周壁の中央部に、サブ放電トリガ線50を、上部放電電極及び下部放電電極と電気的に絶縁させた状態で、形成する。それと共に、上部放電電極及び下部放電電極から放電の際に発せられるスパッタ物質40が付着する虞のない、気密筒10の内周壁の上部とその下部とに、上部放電電極に電気的に接続された放電トリガ線30aと下部放電電極に電気的に接続された放電トリガ線30bとを形成する。そして、サブ放電トリガ線50を介して、放電トリガ線30a、30bの端部間の距離を電気的に接近させた状態とする。そして、放電トリガ線30a、30bの先端とその近くのサブ放電トリガ線50の端部との間に、初期放電を早期に安定させて発生させる。
請求項(抜粋):
絶縁体からなる気密筒内の軸方向に上部放電電極と下部放電電極が上下に対向して配置されて、上部放電電極と下部放電電極に形成された蓋体により前記気密筒の上端とその下端の開口部が気密に覆われ、前記気密筒の内周壁に放電トリガ線が形成されてなる放電管において、前記気密筒の内周壁の中央部にサブ放電トリガ線を、前記上部放電電極及び下部放電電極と電気的に絶縁させた状態で、形成すると共に、気密筒の内周壁の上部に上部放電電極に電気的に接続された放電トリガ線を、また気密筒の内周壁の下部に下部放電電極に電気的に接続された放電トリガ線を、それらの各放電トリガ線とその近くの前記各サブ放電トリガ線との間の距離が均等となるように、形成したことを特徴とする放電管。
IPC (3件):
H01T 2/02
, H01T 4/12
, H05B 41/04
FI (3件):
H01T 2/02 F
, H01T 4/12 F
, H05B 41/04 Z
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