特許
J-GLOBAL ID:200903075578768837

自動二輪車用タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-105076
公開番号(公開出願番号):特開平6-040210
出願日: 1993年04月06日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】高速回転によるタイヤの外径成長を抑制してトレッド部の発熱を防止し、高速耐久性を向上し、直進走行時のトレッド部の径方向内側への曲げ剛性を小さくして接地性を高め、コーナリングパワーを低くして操縦安定性と乗心地を向上する。【構成】自動二輪車用タイヤでベルトプライは引張弾性率600kg/ mm2以上のコードにゴム引きしたベルトコードをタイヤ赤道に略平行にスパイラル状に巻回するとともに、トレッド巾TWの0.25倍以上0.35倍以下の距離をタイヤ赤道から軸方向に隔てる点Pを基点として該点よりも内側の中央領域Mと前記点よりも外側ショルダ領域Sとに仮想区分して、ベルトプライの中央領域Mの5cm当たりのベルトコードの打込み数Nとベルトコードの繊度dとの積である打込み係数N×dの値を、ショルダー領域Sの値の0.6以上かつ0.8以下とした。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部を通りビード部のビードコアの周りを折返す1枚以上のカーカスプライからなるカーカスと、該カーカスの半径方向外側かつトレッド部内方に配される1枚以上のベルトプライからなるベルト層とを具えた自動二輪車用タイヤであって、前記カーカスプライは有機繊維を用いたカーカスコードをタイヤ赤道に対して60〜90度の角度で配列し、かつ前記ベルトプライは引張弾性率600kg/ mm2以上の有機繊維を用いたベルトコードをタイヤ赤道に対して略平行にスパイラル状に巻回するとともに、ベルトプライを、トレッド部の外縁間のタイヤ軸方向の距離であるトレッド巾(TW)の0.25倍以上かつ0.35倍以下の距離をタイヤ赤道からタイヤ軸方向に隔てる点(P)を基点として該点(P)よりも内側に位置する中央領域(M)と前記点(P)よりも外側の領域であるショルダ領域(S)とに仮想区分したとき、前記ベルトプライは、前記ベルトコードの5cm当たりの打込み数(N)と該ベルトコードの繊度(d)との積である打込み係数(N×d)の中央領域(M)の値(NdM)を、ショルダー領域(S)の値(NdS)よりも小、かつその打込み係数比(NdM/NdS)を0.6以上かつ0.8以下としたことを特徴とする自動二輪車用タイヤ。
IPC (2件):
B60C 9/18 ,  B60C 9/22
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-034403

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