特許
J-GLOBAL ID:200903075578817676

筒内直接噴射式火花点火機関の燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-183856
公開番号(公開出願番号):特開平11-030124
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 筒内直接燃料噴射式内燃機関において、筒内に旋回流を形成させた場合の燃焼状態を改善する。【解決手段】 燃料噴射弁1の先端に噴射部2を設け、その内部に形成された分岐部によって燃料噴霧の流れを分流させる。噴射量の多い方の噴霧7は、ピストン9の頂面の深皿部分13に当てて転向させ、点火プラグ8の近傍を通過後に筒内の旋回流(スワール又はタンブル)に乗せる。噴射量の少ない方の噴霧6は、旋回流とは反対の方向となるように噴射し、点火プラグ8の近傍を通過させると共に、前述の噴霧7の流れと衝突させる。それによって、点火プラグ8の近傍の燃料の濃度が高くなると共に周辺部の濃度が低くなり、混合気が流れの衝突によってよく撹乱されるので、着火性が改善されると共に、未燃HCの排出量が減少する。
請求項(抜粋):
燃焼室内に旋回流を形成する手段を備えている筒内直接燃料噴射式の内燃機関において、点火プラグの近傍を経た後に旋回流の旋回方向に沿う向きに流れる方向と、前記点火プラグの近傍を経た後に旋回流の旋回方向とは反対向きに流れる方向との2方向に燃料噴霧の流れを分割する手段と、前記旋回方向に沿う方向への燃料噴射量を前記反対の方向への燃料噴射量よりも多くする手段とを備えていることを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (5件):
F02B 23/10 ,  F02B 17/00 ,  F02B 23/00 ,  F02F 3/28 ,  F02M 61/18 320
FI (5件):
F02B 23/10 D ,  F02B 17/00 F ,  F02B 23/00 S ,  F02F 3/28 B ,  F02M 61/18 320 Z

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