特許
J-GLOBAL ID:200903075578877512

合金部品の腐食を防止するための方法及び原子炉合金部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260598
公開番号(公開出願番号):特開平8-226994
出願日: 1995年10月09日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【課題】 無機化合物、有機化合物又は有機金属化合物の水溶液から沈着させた金属被膜の性能及び寿命を向上させる。【解決手段】 ステンレス鋼やニッケル基合金のごとき合金から成る部品上に酸化膜を成長させる際に貴金属又は腐食防止性の非貴金属を同時沈着させる。その結果、原子炉運転環境中において比較的長い寿命を有する金属添加酸化膜が得られる。特に、酸化膜中にパラジウムが取込まれると、酸化物表面上に存在するパラジウム被膜に比べて触媒寿命の大幅な延長が達成される。
請求項(抜粋):
水冷型原子炉又は関連設備用の合金部品の腐食を防止するための方法において、(a) 前記合金部品の表面上に現存する酸化膜の少なくとも一部分を除去し、次いで(b) 貴金属及び腐食防止性金属から成る群より選ばれた金属を含有する化合物の溶液又は懸濁液を前記原子炉の冷却水中に注入することにより、前記現存する酸化膜を除去した部位に新しい酸化膜が生成するのと同時に前記注入された金属の少なくとも一部を沈着させる工程を含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
G21D 1/00 GDL ,  C23F 11/18 ,  G21D 3/08 GDL
FI (3件):
G21D 1/00 GDL W ,  C23F 11/18 ,  G21D 3/08 GDL G

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