特許
J-GLOBAL ID:200903075589120294

舶用脱硝反応器の支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-069374
公開番号(公開出願番号):特開平7-277284
出願日: 1994年04月07日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】触媒が振動等で破損しないように脱硝反応器を船舶に取り付ける。【構成】煙突1内には脱硝反応器2がある。脱硝反応器2の下部の支持脚7は、非線形ばねを介して船体側の取付脚10にボルト止めされる。脱硝反応器2の上部の振れ止め部20の側面には非線形ばね23が設けられる。振れ止め部20は、煙突1の頂板6に固設された振れ止め台21の筒部22に所定間隔をおいて下から挿入される。非線形ばねは荷重とたわみが比例せず、ばね定数は負荷及び変位振幅により変化する。機関からの振動や荒天時の船体動揺に起因する振動・衝撃荷重が脱硝反応器2に伝わる量が減る。船体のローリングやピッチングによって脱硝反応器2に生ずる転倒モーメントは振れ止め部20によって支えられる。脱硝反応器2の熱膨張は拘束されず、振れ止め部20は上下方向にスライドできる。脱硝反応器2に加わる振動による共振は起こりにくい。脱硝反応器の触媒が破損しにくくなる。
請求項(抜粋):
舶用脱硝反応器の下部を船舶に設けられた第1の支持体に非線形ばねを介して取り付け、舶用脱硝反応器の上部を船舶に設けられた第2の支持体との間において上下方向に移動自在で水平方向の移動を拘束するように非線形ばねを介して支持したことを特徴とする舶用脱硝反応器の支持構造。
IPC (3件):
B63H 21/32 ,  F01N 3/08 ,  F23J 15/00

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