特許
J-GLOBAL ID:200903075601767886

音声符号化方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-328388
公開番号(公開出願番号):特開2008-139781
出願日: 2006年12月05日
公開日(公表日): 2008年06月19日
要約:
【課題】サンプリング周波数が、テーブルに規定された範囲外のものである場合に符号化を行えない。【解決手段】量子化テーブル保持部20は、所定のビットレートおよび所定のサンプリング周波数の組み合わせごとに規定された量子化テーブルTB1〜TBnを保持する。仮想ビットレート算出部60は、量子化テーブル保持部に規定される所定のサンプリング周波数の最小値をfmin、最大値をfmax、fmin≦fp≦fmaxなる所定の周波数をfpとするとき、音声データD1のサンプリング周波数fsが最小値fminより低い場合に、仮想ビットレートβを、β=α×fp/fsにより算出する。量子化テーブル選択部30は、サンプリング周波数fsと、ビットレートαの組み合わせに対応して規定された量子化テーブルを選択する。量子化部40は、量子化テーブル選択部30により選択された量子化テーブルにもとづき、サブバンドごとのデータを量子化する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
サンプリング周波数fsでサンプリングされた音声データを符号化し、ビットレートαの符号化データを生成する音声符号化装置であって、 前記音声データを周波数領域に変換し、サブバンドに分割する周波数変換部と、 所定のビットレートおよび所定のサンプリング周波数の組み合わせごとに規定された量子化テーブルを保持する量子化テーブル保持部と、 前記音声データのサンプリング周波数fsと、符号化後のビットレートαの組み合わせに対応して規定された量子化テーブルを選択する量子化テーブル選択部と、 前記量子化テーブル選択部により選択された量子化テーブルにもとづき、サブバンドごとのデータを量子化する量子化部と、 前記量子化部により生成された量子化データを、所定の形式で符号化する符号化部と、 前記量子化テーブル保持部に規定される所定のサンプリング周波数の最小値をfmin、最大値をfmax、fmin≦fp≦fmaxなる所定の周波数をfpとするとき、前記音声データのサンプリング周波数fsが最小値fminより低い場合に、仮想ビットレートβを、β=α×fp/fsにより算出する仮想ビットレート算出部と、 を備え、 前記量子化テーブル選択部は、fs<fminのとき、前記仮想ビットレートβと前記周波数fpの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択することを特徴とする音声符号化装置。
IPC (2件):
G10L 19/02 ,  G10L 19/00
FI (3件):
G10L19/02 142D ,  G10L19/02 142B ,  G10L19/00 330B
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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