特許
J-GLOBAL ID:200903075604268309

距離計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-130968
公開番号(公開出願番号):特開2002-323556
出願日: 2001年04月27日
公開日(公表日): 2002年11月08日
要約:
【要約】【課題】 従来は、複数の周波数の送信トーンを順次受信して、全送信トーンのアンビギュイティ除去シーケンスの終了後に初めて距離計測値が求められることから、計測値が得られるまでの時間が長くなる。【解決手段】 遅延時間計算器34は、高精度の計測を行う場合は、平均位相検出器12より入力される平均位相から遅延時間を計算し、その際に生じるアンビギュイティを位相勾配検出器32により得られた周波数方向への位相勾配から求められるあまり精度の高くない遅延時間計算値により除去する。距離値は、遅延時間と既知の光速度とにより求めることができる。この距離計測装置は、位相差計測とアンビギュイティ除去に同一の測距信号を用いることにより、送信信号切り替えシーケンスが不要であり、このことから位相差計測とアンビギュイティ除去の並列処理が可能であり、よって、従来に比べて短時間で距離計測ができる。
請求項(抜粋):
ランダム信号又は擬似ランダム信号を測距信号として送信する送信手段と、ターゲットで折り返された前記測距信号を受信する受信手段と、前記送信手段で送信される前記測距信号と前記受信手段により受信された測距信号のうち、一方の測距信号を周波数成分毎に複素共役化し、その複素共役化信号と他方の測距信号との複素乗算を周波数成分毎に行って送信測距信号と受信測距信号の位相差を検出する複素乗算手段と、前記複素乗算手段からの信号の周波数方向の送受信間位相差傾斜を検出する位相勾配検出手段と、前記位相勾配検出手段により検出された周波数方向への位相勾配から、前記ターゲットまでの距離を計測する計測手段とを有することを特徴とする距離計測装置。
Fターム (8件):
5J070AB10 ,  5J070AC02 ,  5J070AD02 ,  5J070AH19 ,  5J070AH34 ,  5J070AH35 ,  5J070AK22 ,  5J070BA01

前のページに戻る