特許
J-GLOBAL ID:200903075610170370

コンクリート用混和剤及びこれを用いたコンクリート組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-045620
公開番号(公開出願番号):特開平5-246744
出願日: 1992年03月03日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、充填性と分離抵抗性に優れることから、騒音に対する環境を改善する土木、建築、コンクリート製品等のコンクリート構造物の製品に添加するコンクリート用混和剤及びこれを用いたコンクリート組成物を提供する。【構成】 水溶性高分子として重量平均分子量が6000〜50000 のポリエチレングリコール(A)と、特定の高性能減水剤(B)成分の重量比が、(A):(B)= 0.5〜10:99.5〜90であるコンクリート用混和剤及びこのコンクリート用混和剤を用いて特定条件下で製造された、 JIS-A1101 記載のスランプフロー値が55cm以上のコンクリート組成物。【効果】 本発明により高流動性、充填性の向上、分離抑制、騒音に対する環境問題が解消されることから、コンクリート構造物の製造が飛躍的に改善されることは明白であり、土木、建築に限らず、早期強度を必要とするコンクリート製品全般への応用が可能である。
請求項(抜粋):
下記に示す(A)成分と(B)成分から成り、(A)成分と(B)成分の重量比が(A):(B)= 0.5〜10:99.5〜90であるコンクリート混和剤。(A)重量平均分子量が6000〜50000 のポリエチレングリコール(B) 下記の一般式(a) 、(b) 、(c) 、(d) 、(e) 、(f) で示される化合物の群から選ばれる1種又は2種以上をホルムアルデヒドにより縮合或は共縮合させた縮合物一般式(a)【化1】(ここで、X1 は、水素、炭素数1〜3のアルキル基、カルボキシル基又はそのアルカリ金属塩、スルホン基又はそのアルカリ金属塩、水酸基及びメトキシ基から成る群から選ばれた基であり、M1 は水素又はアルカリ金属を意味する。)一般式(b)【化2】(ここで、X2 は、水素、炭素数1〜3のアルキル基、アミノ基、カルボキシル基又はそのアルカリ金属塩、スルホン基又はそのアルカリ金属塩、水酸基及びメトキシ基から成る群から選ばれた基であり、M1 は水素又はアルカリ金属を意味する。)一般式(c)【化3】(ここで、X3 〜X8 は、それぞれ独立に水素、水酸基、-CH2 SO3 M3 、-CH2 OHから選ばれ、M3 は水素又はアルカリ金属を意味し、X3 〜X8 のうち少なくとも1つは-CH2 SO3 M3 又は-CH2 OHである。)一般式(d)【化4】(ここで、X9 〜X11は、それぞれ独立に水素、炭素数1〜3の低級アルキル基、カルボキシル基又はそのアルカリ金属塩、スルホン基又はそのそのアルカリ金属塩、水酸基、メトキシ基、-CH2 OH、及び-CH2 SO3 M4 から選ばれ、X9 〜X11のうち少なくとも1つは-CH2 SO3 M4 又は-CH2 OHであり、M4 は水素又はアルカリ金属を意味する。)一般式(e)【化5】(ここで、Z1 は水素、炭素数1〜3のアルキル基、-CH2 SO3 M6 から選ばれ、M5 、M6 は水素又はアルカリ金属を意味する。)(f) H2 NSO3 M7(ここで、M7 は水素又はアルカリ金属を意味する。)
IPC (15件):
C04B 24/32 ,  C04B 24/30 ,  C04B 28/02 ,  C08K 5/13 ,  C08K 5/3492 ,  C08K 5/42 ,  C08L 61/20 LNP ,  C08L 61/28 ,  C08L 71/02 LQD ,  C08L 71/02 LQE ,  C04B 24:30 ,  C04B 14:02 ,  C04B 18:14 ,  C04B 18:08 ,  C04B 24:32

前のページに戻る