特許
J-GLOBAL ID:200903075612929276

塩化ビニル系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩見谷 周志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-360874
公開番号(公開出願番号):特開平6-199912
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【構成】 塩化ビニル単量体等を懸濁重合する際に、重合器内の反応混合物を熱交換器を経て重合器へ戻る循環経路を循環ポンプにより循環させながら重合を行う塩化ビニル系重合体の製造方法において、円錐状ハブと該ハブに設けられた螺旋状の一枚羽根からなる羽根車とを備えた構造を有するポンプが用いられ、かつ重合中に、重合器内で撹拌機によって反応混合物に加えられる撹拌エネルギー(A) 及び循環系内において前記循環ポンプによって反応混合物に加えられる循環エネルギー(B) が、(A) +(B) =1.5 〜4.0 kW/t (1)(B)/〔(A) +(B) 〕=0.1 〜0.6 (2)の関係を満たすように制御される。【効果】 前記の熱交換器、循環配管、循環ポンプ等の内面に重合体スケールの付着は起こらない。
請求項(抜粋):
塩化ビニル単量体又は塩化ビニル単量体を含有する単量体混合物を攪拌機を備えた重合器内で分散剤及び重合開始剤の存在下で水性媒体中で懸濁重合することにより塩化ビニル系重合体を製造する際に、重合器内の反応混合物を、重合器から導出され熱交換器を経て重合器へ戻る循環配管を備えた循環系を循環ポンプにより循環させながら前記の重合を行う塩化ビニル系重合体の製造方法において、前記の循環ポンプとして、円錐状ハブと該ハブに設けられた螺旋状の一枚羽根からなる羽根車とを備えた構造を有するポンプが用いられ、かつ重合中に、重合器内で撹拌機によって反応混合物1t重量当りに加えられる撹拌エネルギー(A)及び循環系内において前記循環ポンプによって反応混合物1t重量当りに加えられる循環エネルギー(B)が、式(1) 及び(2) : (A)+(B)=1.5 〜4.0 kW/t (1) (B)/〔(A)+(B)〕=0.1〜0.6 (2) により表される関係を満たすように制御されることを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F 2/18 MBF ,  C08F 2/00 MDD ,  C08F 14/06

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