特許
J-GLOBAL ID:200903075617589244

二層構造を有するニット衣類およびその編成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043623
公開番号(公開出願番号):特開平10-245750
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 前身頃や後身頃などニット衣類を構成する各部分が断面中空状の二層構造を有するニット衣類の編成方法を提供すること。また、ニット衣類のデザイン上の制約を少なくすることやボリューム感のあるニット衣類を得ること。【解決手段】外層編地と内層編地が編地側端部で連結される断面中空状の構造を有するニット衣類を前身頃の右半分、後身頃部、前身頃の左半分で構成し、裾部から編み始め肩側で編み終わるとし、肩部において前身頃と後身頃を接合し、後衿部の編目を伏せ目処理する。
請求項(抜粋):
左右方向に延び、かつ前後方向に互いに対向する少なくとも前後一対の針床を有し、前記一対の針床はそれぞれ多数の針を持ち、さらに前記一対の針床は対向部に歯口を形成し、かつ前記針床の少なくとも一方が左右にラッキング可能で、前記針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いてニット衣類を編成する方法であって、編成されるニット衣類は外層編地と内層編地からなる断面中空状の構造を有するタイプのもので、これら編地は前身頃の右半分、後身頃部、前身頃の左半分で構成されるものであり、以下の編成工程を含む;外層編地を第1の針床に付属させ、内層編地を第2の針床に付属させ、且つ外層編地を構成する前左身頃と前右身頃が脇ラインにおいて後身頃と連編されるように針床の針に割り当て、内層編地を構成する前左身頃と前右身頃が脇ラインにおいて後身頃と連編されるように針床の針に割り当てる工程、内層編地と外層編地が編地側端部において連結されるように編糸を供給して各編地の編目コースを形成する工程、各編地は前身頃と後身頃の裾部を編み始めとし、肩部に向かって編目コースを形成しながら編み進め、その編成の間に編目の目移しとそれによる形成される重ね目により衿ぐりと袖ぐりの開口を形成する工程、前身頃の編目と後身頃の編目とを肩先から衿側に向かって順次重ね合わせていくことで前身頃と後身頃を肩部において接合する工程、後衿部の編目を伏せ目処理する工程。
IPC (2件):
D04B 1/24 ,  D04B 7/32
FI (2件):
D04B 1/24 ,  D04B 7/32
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • レーシングスーツ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-351784   出願人:帝国繊維株式会社
  • 特開昭52-041043
  • 特開平2-229248

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