特許
J-GLOBAL ID:200903075622006699

着信呼の転送制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-110573
公開番号(公開出願番号):特開平8-307537
出願日: 1995年05月09日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 転送電話の有効かつ効率的な使用を可能とする着信呼の転送制御方式を提供する。【構成】 発信者識別情報をセキュリティデータの情報と照合して一致した場合には、接続制御データおよび着信データを所定の端末以外の端末から更新可能とし、起動データが転送接続を起動するように設定されている場合には、着信データに基づいて着信呼を被呼者の端末に着信させずに転送先の端末に転送するかまたは着信呼を一旦被呼者の端末に着信させて、所定の呼出回数を超過した場合に転送先の端末に転送するように制御し、照合結果が一致した場合には、転送先の変更を可能とし、照合結果が一致しない場合には、入力誤り回数データをカウントアップして強制切断の接続制御を行い、入力誤り回数データが所定の値を越えた場合にはロック状態に変更する。
請求項(抜粋):
発信呼を受ける発信側交換機と被呼者を収容した着信側交換機とを共通線信号網で接続し、交換機間の制御情報の送受信を前記共通線信号網内の信号中継交換機を介して行う通信網において、着信側交換機のデータ記憶部には、被呼者への着信時に転送接続を起動するか否かを設定した起動データと転送先の情報を設定した転送データを含む転送関連の接続制御データを備え、前記起動データが転送接続を起動するように設定されている場合には、前記被呼者への着信が発生した場合に前記転送データを参照して着信呼を所定の転送先に接続する着信呼の転送制御方式において、前記データ記憶部は着信呼を被呼者の端末に着信させずに転送先の端末に転送するかまたは着信呼を一旦被呼者の端末に着信させ、所定の呼出回数を超過した場合に転送先の端末に転送するかを設定した第1のデータおよび前記呼出回数を設定した第2のデータを含む着信データと、所定の端末以外からリモコン送信部を介して着信側交換機のデータ記憶部にアクセスする場合にアクセス者を識別するための発信者識別情報、該発信者識別情報の入力誤り回数データ、および前記接続制御データへのアクセスを禁止するか否かを設定したロック状態データを含むセキュリティデータとを記憶し、前記データ記憶部の転送データは複数の転送先電話番号および該転送先電話番号を指定するための転送先指定情報を有し、前記発信側交換機は所定のダイヤル操作により起動され、発信者の識別情報を含む着信側交換機に依頼する制御情報を作成し、該制御情報に信号中継交換機の識別コードを設定して転送情報を作成する制御部、および転送情報を所定の信号中継交換機と送受信する送受信部を有するリモコン送信部を備え、前記着信側交換機は前記送受信部、前記発信者の識別情報を前記セキュリティデータの発信者識別情報と照合する照合部、照合結果が一致した場合に前記リモコン送信部に転送関連データの更新情報を要求する制御部、および更新情報を受信して前記転送関連データを更新する更新部からなるリモコン受信部を備え、前記発信側交換機では被呼者の電話番号と所定の発信者識別情報を取得し、前記リモコン送信部を介して前記特定の信号中継交換機に発信し、前記特定の信号中継交換機では前記転送信号から前記被呼者の電話番号を抽出して該被呼者を収容する前記着信側交換機番号を取得し、前記信号中継交換機の識別コードに代えて前記着信側交換機番号を転送情報に設定して前記着信側交換機番号に転送し、前記着信側交換機では転送された転送情報から制御情報を抽出し、前記リモコン受信部において制御情報から発信者識別情報を抽出し、前記照合部においてセキュリティデータの発信者識別情報と照合し、該照合結果が一致した場合には、前記発信側交換機に転送データの更新情報の入力を要求する制御情報を含む所定の転送信号を作成して転送し、前記発信側交換機を介して転送された制御情報に含まれる更新情報を抽出し、該更新情報に基づいて少なくとも前記データ記憶部に格納された前記接続制御データおよび前記着信データを前記所定の端末以外の端末から更新可能とし、前記起動データが転送接続を起動するように設定されている場合には、前記着信データに基づいて着信呼を被呼者の端末に着信させずに転送先の端末に転送するかまたは着信呼を一旦被呼者の端末に着信させて、所定の呼出回数を超過した場合に転送先の端末に転送するように制御し、前記リモコン送信部からリモコン受信部を起動して転送先電話番号を変更する際に前記照合部における照合結果が一致した場合には、前記更新情報として前記転送先指定情報を受信して転送先指定情報を設定変更して転送先を変更し、前記リモコン送信部からリモコン受信部を起動して接続制御データを更新する際に前記照合部における照合結果が一致しない場合には、前記入力誤り回数データをカウントアップして強制切断の接続制御を行い、更に前記入力誤り回数データが所定の値を越えた場合には前記ロック状態データをロック状態に変更し、次回の接続制御データへのアクセス時に前記ロック状態データを参照してロック状態に設定されている場合には接続制御データへのアクセスを拒否するように制御することを特徴とする着信呼の転送制御方式。
IPC (4件):
H04M 3/54 ,  H04M 3/42 ,  H04M 7/06 ,  H04Q 3/545
FI (4件):
H04M 3/54 ,  H04M 3/42 E ,  H04M 7/06 A ,  H04Q 3/545
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-272960
  • 特開平2-065554
  • 特開平3-101470
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