特許
J-GLOBAL ID:200903075639516909
制動力制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-203685
公開番号(公開出願番号):特開平5-024521
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 ヨーレイトを制御パラメータとする制動力制御で、車輪速制御、車体速の精度の高精度化を要求されず、かつ車両チューニングも容易な制御方式とする。【構成】 制動力制御システムのコントローラはホイールシリンダ液圧を電磁弁により減圧、増圧、保持に切換えて液圧制御を実行する。左右制動力差を生成させてのヨーレイトF/Bによる車両挙動制御の場合、コントローラは左右で1対の制御マップ102を有する。制御時、ヨーレイト(d/dt)φを検出し、目標ヨーレイト(d/dt)φmと比較し、その差△(d/dt)φとヨー角加速度(d2 /dt2 )φとから定まるマップ102により直接電磁弁の制御信号を決定する。差信号とヨー角加速度信号の2つの信号から電磁弁制御信号を得るマップは左右輪でほぼ設定特性を対象なものが使用される。
請求項(抜粋):
圧力源と左右輪のホイールシリンダ間の制動液圧系に介挿した液圧制御アクチュエータを有して、該アクチュエータによりホイールシリンダ圧を減圧、増圧、保持に切換え制御可能な車両において、車両の走行状態を検出する手段により検出される車両走行状態に基づき目標ヨーレイトを演算する目標ヨーレイト演算手段と、車両に発生する実ヨーレイトを検出するヨーレイト検出手段と、前記目標ヨーレイトと実ヨーレイトとの差を演算するヨーレイト差分値演算手段と、実ヨーレイトの微分項相当を検出または演算する手段と、前記ヨーレイト差分値演算手段と微分項相当検出または演算手段の出力により前記アクチュエータに送出する制御信号を直接決定し出力してホイールシリンダ液圧を制御するアクチュエータ制御信号決定手段とを備えることを特徴とする制動力制御装置。
IPC (2件):
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