特許
J-GLOBAL ID:200903075641324278

乾式電子写真トナー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-254798
公開番号(公開出願番号):特開平5-066612
出願日: 1991年09月05日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 粒径が均一でかつ小粒径で、安定した帯電性能をもち、製造が簡単で、かつ低コストのトナーを提供すること。【構成】 親水性有機液体中で該親水性有機液体に溶解する高分子分散剤により分散析出重合された均一粒径重合粒子において、含フッ素4級アンモニウム塩化合物、及び、含フッ素イミニウム化合物の少なくとも1つを、(1)親水性有機液体中で該重合粒子中に吸着または染着させる構成、(2)親水性有機液体に溶解し該重合粒子表面に吸着させ、かつ該重合粒子に機械的衝撃を加え、吸着させた含フッ素4級アンモニウム塩化合物または含フッ素イミニウム化合を重合粒子表面に固着させた構成の乾式電子写真トナー。
請求項(抜粋):
親水性有機液体中で該親水性有機液体に溶解する高分子分散剤により分散析出重合された均一粒径重合粒子において、下記一般式(1)で示される含フッ素4級アンモニウム塩化合物、及び一般式(2)で示される含フッ素イミニウム化合物の少なくとも1つを、親水性有機液体中で該重合粒子中に吸着または染着させたことを特徴とする乾式電子写真トナー。[式(1)中、R1〜R4は水素原子または有機基を意味し、基R1〜R4の少なくとも一つは、水酸基及びクロロメチル基及び/またはカルボン酸アミド及び/またはスルホン酸アミド及び/またはウレタン基及び/またはアミノ基及び/またはR5-O-R5基及び/またはR7-C(O)-O-R8基を有していても良い炭素原子数1〜69で弗素原子数3〜66の直鎖状または分岐状弗素含有アルキル基または弗素含有アルケニル基であり、このとき、R5、R6、R7及びR8は炭素原子数1〜30のアルキル基であり、そして基R1〜R4の最高三つは互いに無関係に、水素原子、炭素原子1〜30の直鎖状または分岐状アルキル基、アリール基またはアリールアルキル基、アルケニル基であり、アリール基及びアリールアルキル基は炭素原子数1〜30のアルキル基で、炭素原子数1〜30のアルコキシ基または水酸基またはハロゲン原子で置換されていてもよく、基R1〜R4の二つは互いに結合して、1〜4個のヘテロ原子で中断されていてもよく且つ0〜6個の二重結合を含有していても良く且つ弗素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、ニトロ基またはアミノ基で置換されている炭素原子数4〜12の単核または多核の環系を形成し、そして、X-は有機または無機アニオンを意味する。][式(2)中、R9〜R12は水素原子または有機基を意味し、基R9〜R12の少なくとも一つは、水酸基及びクロロメチル基及び/またはカルボン酸アミド及び/またはスルホン酸アミド及び/またはウレタン基及び/またはアミノ基及び/またはR5-O-R5基及び/またはR7-C(O)-O-R8基を有していても良い炭素原子数1〜69で弗素原子数3〜66の直鎖状または分岐状弗素含有アルキル基または弗素含有アルケニル基であり、このとき、R5、R6、R7及びR8は炭素原子数1〜30のアルキル基であり、そして基R9〜R12の最高三つは互いに無関係に、水素原子、炭素原子1〜30の直鎖状または分岐状アルキル基、アリール基またはアリールアルキル基、アルケニル基であり、アリール基及びアリールアルキル基は炭素原子数1〜30のアルキル基で、炭素原子数1〜30のアルコキシ基または水酸基またはハロゲン原子で置換されていてもよく、基R9〜R12の二つは互いに結合して、1〜4個のヘテロ原子で中断されていてもよく且つ0〜6個の二重結合を含有していても良く且つ弗素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、ニトロ基またはアミノ基で置換されている炭素原子数4〜12の単核または多核の環系を形成し、そして、X-は有機または無機アニオンを意味する。]
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/097
FI (2件):
G03G 9/08 384 ,  G03G 9/08 351

前のページに戻る