特許
J-GLOBAL ID:200903075643344080
操舵角補正装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-335039
公開番号(公開出願番号):特開2004-170185
出願日: 2002年11月19日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】制御途中での誤差補正による操舵角の急変を僅かなものとし、車両挙動が不安定になるのを防止する。【解決手段】操舵部材の中点位置からの操舵角に応じて舵角が変化するよう操舵用アクチュエータを制御する。操舵部材の絶対位置検出用センサの出力から求めた制御開始時における操舵部材の絶対位置である操舵開始位置を、前回の制御時の基準誤差だけ補正した基準位置と、位置センサが発する操舵部材の操舵角変化に応じた信号と、操舵部材の操舵方向とから、操舵部材の現在位置を求める。位置センサは操舵部材が予め定められた一定位置に位置する時に位置特定用信号を出力する。操舵部材の現在位置と位置特定用信号の発生位置との偏差である今回の制御時における誤差だけ現在位置を補正し、その誤差を前回迄の制御時における誤差の累積値に対応する値に加算することで次回の制御時における基準誤差を求める。【選択図】図3
請求項(抜粋):
操舵部材の中点位置からの操舵角に応じて制御される操舵用アクチュエータの動きを、舵角が変化するように車輪に伝達する車両用操舵装置において、
その操舵部材の絶対位置に応じた値のアナログ信号を出力する絶対位置検出用センサと、
その操舵部材の操舵角変化に応じた操舵角検出用信号を出力すると共に、その操舵部材が予め定められた一定位置に位置する時に位置特定用信号を出力する位置センサと、
その操舵部材の操舵方向を求める手段と、
その操舵部材の絶対位置と絶対位置検出用センサの出力値との間の記憶した対応関係に基づき、制御開始時における絶対位置検出用センサの出力値に対応する操舵部材の絶対位置である操舵開始位置を求める手段と、
その操舵開始位置を、前回の制御時に求められて記憶された基準誤差だけ補正することで基準位置を求める手段と、
その基準位置と、操舵角検出用信号と、操舵部材の操舵方向と、操舵角検出用信号と操舵部材の操舵角の変化との間の記憶した対応関係とから、操舵部材の現在位置を求める手段と、
位置特定用信号の発生時における操舵部材の現在位置と、位置特定用信号の発生位置との偏差を、今回の制御時における誤差として求める手段と、
今回の制御時における誤差だけ現在位置を補正することで、操舵部材の修正位置を求める手段と、
前回迄の制御時における誤差の累積値に対応する値に、今回の制御時における誤差を加算することで、次回の制御時における基準誤差を求めて記憶する手段とを備え、
その操舵用アクチュエータは操舵部材の修正位置に対応する中点位置からの操舵角に応じて制御される操舵角補正装置。
IPC (4件):
G01B21/22
, B62D1/16
, B62D5/04
, B62D6/00
FI (4件):
G01B21/22
, B62D1/16
, B62D5/04
, B62D6/00
Fターム (31件):
2F069AA86
, 2F069DD22
, 2F069EE04
, 2F069EE23
, 2F069GG06
, 2F069GG58
, 2F069HH12
, 2F069HH15
, 2F069NN26
, 2F077AA38
, 2F077CC10
, 2F077EE02
, 2F077QQ05
, 2F077QQ11
, 3D030DB19
, 3D030DC29
, 3D032CC45
, 3D032DA03
, 3D032DA04
, 3D032DA15
, 3D032DA19
, 3D032DA23
, 3D032DD17
, 3D032EB04
, 3D032EC22
, 3D033CA13
, 3D033CA16
, 3D033CA18
, 3D033CA24
, 3D033CA28
, 3D033CA29
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