特許
J-GLOBAL ID:200903075645883476

液晶素子とその駆動方法および液晶装置、照明装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-303882
公開番号(公開出願番号):特開平6-148597
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 透過光のスペクトルを一定に保持し、液晶素子における光の透過率を連続的に制御する駆動方法と、この駆動方法を利用した液晶装置と、液晶装置に好適に使用される液晶素子と、液晶装置を組み込んだ照明装置とを提供する。【構成】 駆動方法は、複合膜1が光散乱状態となる電圧と、透明状態となる電圧とを交互に印加し、その時間幅を変化させて、単位時間あたりの光散乱状態と透明状態との比率を変化させ、複合膜1の単位時間あたりの透過光量を制御する。液晶装置は、上記駆動電圧を液晶素子Lに印加する駆動回路Dを設ける。液晶素子Lは、100°C以上で液晶相で、印加電圧に対して応答性を有し続ける液晶材料を使用する。照明装置は、液晶素子Lを、光源ランプPからの投射光の光路上に配置する。
請求項(抜粋):
3次元網目状構造を有する透明体マトリクスからなる担体膜の連続した孔内に液晶材料が充填された構造、あるいは、透明体マトリクスからなる担体膜中に液晶材料が粒状に分散した構造の複合膜を、少なくとも一方の基板が透明導電膜を有する透明基板である一対の導電膜を有する基板間に挟着した液晶素子の駆動方法において、上記両導電膜間に印加する駆動電圧を、複合膜を光散乱状態とする第1の電圧状態と、透明状態とする第2の電圧状態とが交互に切り替わる電圧波形とし、両電圧状態の時間幅を変化させることにより、複合膜の単位時間あたりの光散乱状態と透明状態との時間比率を変化させて、当該複合膜の単位時間あたりの非散乱光の透過光量を、スペクトルを実質上変化させることなしに制御することを特徴とする液晶素子の駆動方法。
IPC (2件):
G02F 1/133 555 ,  G02F 1/1333
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-205496
  • 特開平1-267697

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