特許

J-GLOBAL ID：200903075647023555

流体軸受用潤滑油組成物

発明者： 中村 一也 ,  宇田 成徳 ,  山本 三千治 ,  岡村 征二 ,  長谷川 英行
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社 ,  日本グリース株式会社
代理人 (1件)： 池内 寛幸 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-172438
公開番号（公開出願番号）：特開平8-034987
出願日： 1994年07月25日
公開日（公表日）： 1996年02月06日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】C13〜15の分岐状アルキル基を含む有機カーボネートを含有する炭酸エステルを主成分基油により、高速回転で使用する動圧型ラジアル流体軸受の長寿命化。【構成】下記式で示されるC13〜15の分岐状アルキル基を含む有機カーボネートを含有する炭酸エステルを主成分基油とし、酸化防止剤として硫黄を含むフェノール系の酸化防止剤を基油100重量部に対し0.1〜5重量部添加し、極圧添加剤として亜鉛系極圧添加剤を基油100重量部に対し0.1〜5重量部添加し、40°Cの動粘度を10〜20mm2/sとする。基油を回転軸1とスリーブ2の間の微小クリアランス4に付与する。(ただし、R,R′は同一でも異なっていてもよい下記の有機基である。ただし、n=13〜15、m=0〜6を示す。)

請求項（抜粋）：

軸とスリーブとから少なくとも構成される流体軸受に用いる流体軸受用潤滑油組成物であって、下記式(化1)で示される炭酸エステル化合物を主成分基油とし、酸化防止剤として硫黄を含むフェノール系の酸化防止剤を基油100重量部に対し0.1〜5重量部含み、極圧添加剤として亜鉛系極圧添加剤を基油100重量部に対し、0.1〜5重量部含み、かつ組成物の40°Cの動粘度が10〜20mm2 /sであることを特徴とする流体軸受用潤滑油組成物。【化1】

IPC (10件)：

C10M169/04 ,  C10M105:48 ,  C10M135:30 ,  C10M137:10 ,  C10N 10:04 ,  C10N 20:02 ,  C10N 30:06 ,  C10N 30:10 ,  C10N 30:12 ,  C10N 40:02

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開平4-258693
  
• 特開平1-188592