特許
J-GLOBAL ID:200903075651530267

ローカルISDN無線伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-506144
公開番号(公開出願番号):特表平9-501550
出願日: 1994年07月28日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】ローカル ISDN 無線伝送システムは、中央固定局及び複数の分散加入者無線セットからなるローカル無線セルとして構成されている。この無線伝送システムは、ローカル中央局、副中央局または個人分岐交換局のアクセス接続素子(ISDN基準アクセスポート)に接続されている。無線加入者の数は、使用されるデュプレックス無線チャネルの数よりも大とする。本発明では、無線加入者はS0-インタフェスに接続することができる。加入者エリア内の無線伝送により、無線伝送に際しての減衰及び伝搬時間の問題から生じることになる、カバー範囲についての制約を緩和する。本発明では無線伝送装置を、中間レピータを有する ISDN 2線アクセス接続回路中に挿入し、その挿入個所は中間レピータと回路端末との間の個所とする。動作要求の後、待機及び監視時間の間に無線チャネルが割当てられて ISDN 2線アクセス接続回路を起動する。利用可能な伝送帯域幅を有効利用するため、制御、組織及び監視用の個別的無線チャネルを省略することができる。所要の指令及び情報は、使用されていない無線チャネルを通して伝送する。加入者無線セットは ISDN 伝送とは異なる独自の同期語配置によって、使用されていない無線チャネルを識別することが可能である。
請求項(抜粋):
ローカル無線セル として構成され、中央固定無線ステーションと多数の加入者無線電話よりなり、ローカル中継ステーションの加入者ポート(ISDN基本接続)、中継サブステーション又は加入者 エクステンション・ステーション に接続されていて、コードレス 伝送の使用によって S0 インタフェイス を通じて、公衆 ISDN 通信網に加入者のアクセスを可能とし、使用される双信(デュープレックス)無線チャネル(以下、通信チャネルと称す)の数よりも大なる数の加入者に対してシステムを動作させるため、中央の固定無線ステーション(ベース・ステーションBS)内に無線中継装置を設けてあり、本中継装置は、特殊な無線中継手続によって、加入者無線電話(TL)が、動作要求(PH-ACTIVATION REQUEST---アクティベーション・リクエスト)を発しているとき、これに利用可能な空の通信チャネルの何れかを利用可能とする ローカル ISDN伝送システムにおいて、 ISDN 交換局内の線路(回線)ターミナル(LT)と、加入者に対する回路網ターミナル(NT)間の、ISDN 2線加入者接続線を、中間リジェネレータ(ZWR)を用いて、2つのサブセクションに分離し、サブ・セクションZWR-NTでは有線伝送を無線伝送で置換し、ここにおいて、ZWRは、ローカル無線セルのベース・ステーション(BS)の1構成素子(コンポネント)であり、NTは無線加入者電話の1構成素子であり、これら両者は、動作要求(PH-ACTIVATE REQUEST)が生ずると、伝送チャネルの割当てを行い、待合せ及び監視時間内に ISDN 2線式加入者接続線を動作させることを特徴とするローカル ISDN 伝送システム。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04Q 11/04
FI (2件):
H04B 7/26 109 C ,  H04Q 11/04 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-312414

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