特許
J-GLOBAL ID:200903075668077400

内歯式リクライニングデバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋山 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-243990
公開番号(公開出願番号):特開平9-037880
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 内歯式リクライニングデバイスにおいて、ロック状態で、回動アームに過大な衝撃力が作用したときに、回動アームとベース部材との間に介挿されたインナーツースとベース部材の案内側壁との間の面圧が過大となって変形や損傷を生じる。【解決手段】 ベース部材1の凹部10における案内側壁8a,8b間の円弧状側壁9a,9bにインナーツース12A,12Bの外歯13と噛合する係止歯部11a,11bを設け、回動アーム2からインナーツース12A,12Bに伝達される衝撃力を案内側壁8a,8b及び係止歯部11a,11bで分担して受けることにより、案内側壁8a,8bの変形,損傷を確実に防止する。
請求項(抜粋):
シートクッションに固定されるベース部材と、該ベース部材に回動可能に支持され且つシートバックに固定された回動アームと、前記ベース部材及び回動アーム間に介装された前記ベース部材に形成された凹部側壁で進退自在に案内され且つ先端に歯部を形成した摺動係止部材と、該摺動係止部材を前記回動アームに形成した内歯に噛合する係止位置及び内歯から離間する離間位置間で移動させる回動可能なカムと、該カムを回動させる操作レバーとを少なくとも備えた内歯式リクライニングデバイスにおいて、前記ベース部材の凹部の摺動係止部材を案内する側壁間に連接する当該摺動係止部材の歯部に対向する壁面に当該歯部が噛合する係止歯部を形成したことを特徴とする内歯式リクライニングデバイス。

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