特許
J-GLOBAL ID:200903075668879310

河川水位予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-256336
公開番号(公開出願番号):特開平9-095917
出願日: 1995年10月03日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 河川プラント監視制御に適用される河川水位予測装置に関し、入力データに対して適切なモデルへの変更を可能とし、予測精度を向上する。【解決手段】 上流、下流及び降雨計測手段110,120,200により各水位、降雨データが計測され、水位・降雨データ格納手段410へ格納され、データ処理手段420で正規化、相関演算処理されてもモデル作成手段430で予測モデルが作成され、格納手段440へ格納される。水位予測手段450では逐次更新手段451により最新のデータでモデルを更新し、予測演算手段452で上流、下流の水位・降雨データにより計測地点での水位を予測し、表示手段470へ表示すると共に予測誤差判定手段480が水位変化終了時に、実測値と予測値との誤差が大きい場合にはモデル更新手段490で更新するので、最新のモデルで精度良く水位が予測できる。
請求項(抜粋):
水位が海の潮位変動の影響を受ける河口近くの河川あるいはポンプ場において将来時刻の水位を予測する予測対象地点及びそれより上流の河川水位・降雨量の時系列データとそれより下流の潮位の時系列データとをそれぞれ計測しておき、これら時系列データを用いて、統計的手法にて降雨と潮位変動の両方の影響を考慮した水位予測モデルを作成するモデル作成手段と;同モデル作成手段で作成したそのモデルと最新の降雨・水位データとに基づいて毎計測時、前記モデルの修正を行うモデル逐次更新手段と;同モデル逐次更新手段で更新したその更新済みモデルに最新の降雨・水位データを入力して、前記予測対象地点での将来時刻の水位を予測演算するモデル予測演算手段と;一連の水位変化が平常時のレベルに安定し、変化が終了後に、前記モデル予測演算手段で演算した予測値と実測値とを比較し、誤差平均の大小を判定する予測誤差判定手段と;同予測誤差判定手段で判定した結果、予測誤差が大きかった場合に、その一連の水位変化における降雨・水位の時系列データをモデル作成用データに追加して、予測モデルを作成し直し、予測精度向上を図るモデル更新手段とを備えてなることを特徴とする河川水位予測装置。
IPC (2件):
E02B 1/00 ,  G06F 17/00
FI (2件):
E02B 1/00 Z ,  G06F 15/20 F

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