特許
J-GLOBAL ID:200903075684687862

ディスプレイ装置の階調反転補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古澤 俊明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-055570
公開番号(公開出願番号):特開平9-222872
出願日: 1996年02月19日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 発光輝度特性が反転している場合には反転部分をなくして映像に違和感を与えず、しかも反転補正によるフリッカをなくして画質の低下を無くす。【請求項1】ディスプレイ装置において、1フレーム毎に映像信号から発光輝度特性の反転を検出して反転開始レベル信号Bと反転区間信号Cを出力する発光輝度特性取得回路12、入力映像信号Aを信号Bと比較するレベル比較回路14、反転区間になると信号Aに信号Cを加算してPDP側へ出力する加算回路20を設け、反転区間があっても必ず入力レベルNよりもN+1の方を明るく表示し映像に違和感を生じさせない。信号B、Cを記憶する反転検出データメモリ32、反転検出データ選択回路36を設け、信号Aが反転してメモリ32に信号B、Cが記憶されたら、この信号B、Cを優先して選択し、信号Aが反転と非反転を繰り返す場合でも、反転補正を継続させ、反転補正によるフリッカをなくす。
請求項(抜粋):
ディジタルの映像信号でディスプレイパネルを直接駆動して映像や文字を表示するようにしたディスプレイ装置において、一定期間毎に映像信号から発光輝度特性を取得し、発光輝度特性の反転を検出して反転開始レベル信号と反転区間信号の反転検出データを出力する発光輝度特性取得回路と、前記発光輝度特性取得回路から出力する反転検出データを記憶する反転検出データメモリと、前記ディスプレイパネルにおけるシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出回路と、初期状態で設定されるモード1では前記発光輝度特性取得回路の出力を選択し、前記モード1における反転検出データの検出で設定されるモード2では、前記反転検出データメモリに反転検出データがあるときにこの反転検出データを選択し、前記反転検出データメモリに反転検出データがないときに前記発光輝度特性取得回路の出力を選択し、前記シーンチェンジ検出回路の検出出力でモード2を解除してモード1に戻る反転検出結果選択回路と、新たに入力した映像信号と前記反転検出結果選択回路で選択された反転開始レベル信号とを比較するレベル比較回路と、このレベル比較回路の出力により開閉制御され、前記反転検出結果選択回路で選択された反転区間信号を出力するゲート回路と、新たに入力した映像信号と前記ゲート回路から出力する反転区間信号とを加算して前記ディスプレイパネル側への出力とする加算回路とを具備してなることを特徴とするディスプレイ装置の階調反転補正回路。

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