特許
J-GLOBAL ID:200903075689047012

遊技球流動状態制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-252766
公開番号(公開出願番号):特開平10-094664
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 射倖性の高い遊技機が主流となったことで島内の保有球量が一気に急減したり急増したりする場合であっても、その激しい変動を当該島内で吸収し、安定した遊技球の供給を行うことができるようにする。【解決手段】 この発明の遊技球流動状態制御システムは、交換球タンク5と、予備球タンク6とを区画して設けると共に、その両タンクの大きさを、各島1に配分される増大した担当保有球量を当該島において所要の余裕量を含めて保持できるように形成するとともに、各島における保有球の流動環境を整備改善し、交換球タンク5に配置した上限球量検知手段5aを、からの検知出力があった場合には、当該島1の景品球計数装置4の使用状態を抑制制御し、予備球タンク6に配置した下限球量検知手段6bからの検知出力があった場合には、当該島1に隣接する島における景品球計数装置の使用状態を抑制制御するようにした、ことを特徴とする。
請求項(抜粋):
複数台の遊技機を列設すると共に、遊技用の球を貸出す玉貸装置と、排出された景品球を計数して回収する景品球計数装置とを設置し、上記遊技機の上方部に遊技球を補給する補給径路と、下方部に排出球を回収する回収径路と、回収された球を上記補給径路に揚送補充する揚送機構とが配置されて島毎に遊技球を還流循環させ遊技球の供給を行うようにした遊技島において、上記景品球計数装置から還流される交換球を収容貯留する交換球タンクと、予備球を備蓄貯留する予備球タンクとを区画して設けると共に、その両タンクの大きさを、各島に配分される担当保有球量を当該島全体では所要の余裕量を含めて保持できるように形成し、上記両タンクに貯留された球の上記揚送機構への流出は、該揚送機構の揚送能力に対応して、回収球と交換球を優先させ、それに予備球を合流させるように構成し、少なくとも、上記交換球タンクにはタンク内の上限球量を検知出力する上限球量検知手段を、上記予備球タンクにはタンク内の下限球量を検知出力する下限球量検知手段を夫々配置し、上記交換球タンクの上限球量検知手段からの検知出力があった場合には、当該島の景品球計数装置の使用状態を抑制制御し、予備球タンクの下限球量検知手段からの検知出力がなされた場合には、当該島に隣接する島における景品球計数装置の使用状態を抑制制御することにより、当該島における遊技球の流動状態を制御する遊技球流動状態制御手段を設け、上記交換球タンクの上限球量検知手段と上記予備球タンクの下限球量検知手段とが、夫々における上限量或いは下限量として検知出力する場合には、夫々のタンクの上限貯留限界量或いは下限貯留限界量に対して、所望の球量巾の余裕を残して検知出力するようにし、上記両抑制制御状態の解除は、当該抑制制御を行うこととなった検知時点における夫々のタンク内の球量に所望の球量巾を持たせて解除するようにし、遊技場全体としての遊技球の流動状態を総合的に制御管理するようにしたことを特徴とする遊技球流動状態制御システム。

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