特許
J-GLOBAL ID:200903075706944198

土砂等の体積計量装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-182370
公開番号(公開出願番号):特開平5-026712
出願日: 1991年07月23日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、ダンプトラックやトロッコなどで搬送される土量を体積量で計測する土砂等の体積計量装置に関するもので、土工事における正確な管理情報をリアルタイムに提供することを狙いとする。【構成】 測定用ゲート6と、非接触式高さセンサ1と、車両通過検出装置2と、車両番号識別装置3と、演算装置4と、記憶装置5とからなり、前記非接触式高さセンサ1と、車両通過検出装置2と、車両番号識別装置3とを前記測定用ゲート6に装備させ、これら装置1、2、3からの検出信号を前記演算装置4と記憶装置5とに入力させて、リアルタイムに搬送土の体積量を出力させるように構成したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
測定用ゲートと、非接触式高さセンサと、車両通過検出装置と、車両番号識別装置と、演算装置と記憶装置とを有し、前記測定用ゲートは、運搬車両が通過する路上に、水平梁を有する門型ゲートをもって構成し、前記非接触式高さセンサは、送受信部と計測部とからなり、送受信部は走査波を発信し、その走査波の反射波を受信し、計測部は走査波の送信時点から反射波の受信時点までの到着時間を検出して出力するもので、前記測定用ゲートの水平梁に下向きに取り付け、通過車両が空の場合は、荷台の底面高さを検出し、積み荷がある場合は、積み荷の表面高さを検出するように設定し、前記車両通過検出装置は、前記測定用ゲートの左右支柱に、発光素子と受光素子を取り付けてなる光電スイッチで構成し、前記車両番号識別装置は、発信器と受信器とからなる無線通信器で、車両を特定する信号を送信する送信器を車両側に取り付け、受信器は前記測定用ゲート側に取り付けて構成し、前記演算装置と記憶装置とは、前記非接触式高さセンサと、車両通過検出装置と、車両番号識別装置の後段に接続し、記憶装置には、あらかじめ測定用ゲートを通過する各車両の車両番号と荷台底面積等の個別車両データを入力し、演算装置は、前記測定用ゲートを通過する際、前記高さセンサにより検出した車両の荷台底面高さと、積み荷表面高さとの検出データに基いて、積み荷の実質高さを演算するとともに、車両番号識別装置からの識別信号に基いて、該当車両の底面積を記憶装置から呼び出し、前記積み荷の実質高さから積み荷土量を演算処理するように構成したことを特徴とする土砂等の体積計量装置。

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