特許
J-GLOBAL ID:200903075715140115

曲げ加工された形材の曲げ形状矯正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-199089
公開番号(公開出願番号):特開平9-024422
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】 曲げ加工された形材を高精度で矯正加工する。【構成】 形材1の両端部をチャックA,Bで把持し、中間部をチャックCで把持する。目標形状に対応する正規の位置にチャックA〜Cを保持し、チャックA〜Cに加わる荷重や回転トルク、或いはチャックA〜Cの変位量を測定する。測定値から必要とする矯正力を算出し、算出値でチャックA〜Cを移動又は回転させ、形材を矯正する。【効果】 荷重,回転トルク又は変位量の測定と矯正加工を繰り返すことにより、形材の形状精度を向上させることができる。
請求項(抜粋):
形材の両端部をチャックで保持すると共に、前記形材のスパン中央部近傍をチャックで保持し、これらチャックの移動及び/又は回転によって前記形材を矯正する際、形材の両端部を保持するチャックとして形材の軸回りに回転可能で且つ保持される形材が長手方向に沿って移動可能であると共に回転トルクを検出する機構を備えたチャックを使用し、形材の長手方向中間部を保持するチャックとして形材に直交する二方向に沿って移動可能で前記二方向の荷重を検出する機構を備えたチャックを使用し、前記両端部用チャック及び前記中間部用チャックで前記形材を製品形状に対応した正規の位置に保持し、前記両端部用チャックが形材に加えた回転トルクと、前記中間部用チャックが形材に加えた前記二方向に沿った荷重を測定し、前記荷重及び/又は前記回転トルクの測定値が許容値より小さいときは、前記形材の形状が要求精度を満足するものと判定し、前記回転トルクの測定値が許容値を超えるときは、前記形材の軸回りの矯正力を前記両端部用チャックの何れか一方又は双方の端部用チャックに加える第1の矯正加工を行い、前記荷重の測定値が許容値を超えるときは、長手方向の移動を可能にした状態で前記形材を前記両端部用チャックで保持し、前記二方向の何れか一方又は双方に沿った矯正力を前記中間部用チャックに加える第2の矯正加工を行い、矯正加工後に前記両端部用チャックが形材に加える回転トルクと、前記中間部用チャックが形材に加える前記二方向に沿った荷重を再度測定し、荷重及び/又は回転トルクの測定値が許容値を超えるときは、前記測定値が前記許容値以下になるまで前記第1及び/又は前記第2の矯正加工を繰り返すことを特徴とする曲げ加工された形材の曲げ形状矯正方法。
IPC (2件):
B21D 7/00 ,  B21D 3/12
FI (2件):
B21D 7/00 C ,  B21D 3/12

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