特許
J-GLOBAL ID:200903075715808892

非水電解液二次電池の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-244508
公開番号(公開出願番号):特開平5-054888
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 電子機器のポータブル化,コードレス化に伴い、その駆動用電源となる二次電池の高エネルギー密度化を達成するため、正極活物質の改良により容量劣化のないサイクル特性の良い非水電解液二次電池を実現することを目的とする。【構成】 コバルト2価イオン水溶液にアルカリ溶液を混合することで生成沈殿する水酸基を有するコバルト塩を分離した後、酸化雰囲気下において100°Cないし900°C以下の温度で熱処理したなどの、ほぼ球状もしくは長円球状で平均粒子径が1μm以下の一次粒子が、複数個連接した凝集塊からなるコバルト酸化物を用いて合成したリチウムコバルト複合酸化物を、正極活物質として用いる。【効果】 このリチウムコバルト複合酸化物を正極活物質に用いることで、電池の充放電サイクル特性が大幅に改善された。
請求項(抜粋):
再充電可能な負極と、非水電解液と、リチウム含有複合酸化物を活物質とする正極とを備えた非水電解液二次電池において、コバルト源として、形成がほぼ球状もしくは長円球状で平均粒子径が1μm以下の一次粒子が、複数個連接した凝集塊からなるコバルト酸化物を用い、これとリチウム塩との混合物を、酸化雰囲気下において600°Cから1100°Cの温度範囲で焼成することで合成される、式LiXCoO2(0.90≦X≦1.05)で表されるリチウムコバルト複合酸化物を正極活物質として用いることを特徴とする非水電解液二次電池の製造法。
IPC (2件):
H01M 4/58 ,  H01M 10/40

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