特許
J-GLOBAL ID:200903075722888060

親イオウ性ゲルを用いてPSAとその分子型を検出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-221149
公開番号(公開出願番号):特開2002-098680
出願日: 2001年07月23日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】 モノクローナル抗体又はポリクローナル抗体を用いずに生体液からPSAとその分子型を単離する方法の提供。【解決手段】 親イオウ性ゲルをカラムに入れることによりクロマトグラフィーカラムを調製する工程であって、親イオウ性ゲルが水不溶性ポリマーから形成され、ゲルの表面が吸着液の存在下でPSAと結合するが溶離液による溶出でPSAを遊離する親イオウ性部分を備え、その親イオウ性部分が親水性電子受容体部分及び電子供与体として機能するイオウを有し;PSAとその複合体について試験すべき生体液の試料を選択する工程;試料をカラムへ導入する工程;試料をカラムに通過させる工程;カラムを吸着液で洗浄して親イオウ性ゲルに結合していない物質を除去する工程;カラムをPSAを置換する液体で溶出する工程;溶出したカラム画分中のPSAとその複合体を捕捉する工程を含む方法。
請求項(抜粋):
生体液中に存在し得るPSAとその分子型を捕捉する方法であって、a)親イオウ性ゲルをカラムに入れることによりクロマトグラフィーカラムを調製するステップであって、該親イオウ性ゲルが水不溶性ポリマーから形成され、該ゲルの表面が、吸着液の存在下にPSAを結合するが溶離液で溶離する際にはPSAを遊離させる新イオウ性部分を備え、前記親イオウ性部分が2つの部分構造を含み、一方の部分が親水性電子受容体として特徴づけることができ、もう一方が電子供与体として作用するイオウである前記ステップ;b)PSAとその複合体を試験すべき生体液の試料を選択するステップ;c)該試料を該カラムへ導入するステップ;d)該試料を該カラムに通過させるステップ;e)該カラムを吸着液で洗浄して該親イオウ性ゲルに結合していない物質を除去するステップ;f)該カラムを、PSAを置換する液体で溶離するステップ;及びg)溶離したカラム画分中でその複合体含むPSAを捕捉するステップを含むことを特徴とする、前記方法。
IPC (8件):
G01N 30/88 ,  C07K 1/16 ,  G01N 30/34 ,  G01N 30/48 ,  G01N 30/62 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/68 ,  C07K 14/47
FI (9件):
G01N 30/88 J ,  C07K 1/16 ,  G01N 30/34 E ,  G01N 30/48 N ,  G01N 30/48 S ,  G01N 30/62 E ,  G01N 33/50 U ,  G01N 33/68 ,  C07K 14/47
Fターム (18件):
2G045AA26 ,  2G045BB51 ,  2G045CA26 ,  2G045CB02 ,  2G045CB03 ,  2G045CB14 ,  2G045CB30 ,  2G045DA36 ,  2G045DA44 ,  2G045FA20 ,  2G045FB03 ,  2G045FB05 ,  2G045FB06 ,  4H045AA11 ,  4H045CA40 ,  4H045DA86 ,  4H045EA51 ,  4H045GA21

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