特許
J-GLOBAL ID:200903075739090429

電磁波シールド材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207801
公開番号(公開出願番号):特開平7-066583
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 導電性シートの両端部を閉じて電気的に接続し、電磁波の侵入,漏洩を確実に防止する、構成の簡単な電磁波シールド材を提供する。【構成】 導電性を有する導電面4a,および絶縁性を有する絶縁面4bからなる導電性シート4の一端を、導電面4aが外側になるように折り返して接触部6を形成し、接触部6に、所定の間隔毎に所定の深さの切込み8を形成し、更に導電性シートを円筒状に固定する面ファスナ10a,10bを設けることにより電磁波シールド材2を構成する。この電磁波シールド材2は、電線などを被覆した際に、接触部6と導電面4aとが接触して、電線を電磁的に隙間なく被覆し、電磁波の侵入および漏洩を確実に防止する。また、電線を被覆した後曲げた状態で配設された場合でも、接触部6に形成された切込み8により、接触部6と導電面4aとの接触は良好に保たれるので、シールド効果は低下しない。
請求項(抜粋):
導電層と絶縁層とを積層してなる導電性シートと、該導電性シート端部の導電層の面と、該導電性シート他端の絶縁層の面とに取り付けられ、互いに着脱可能な面ファスナと、を備えると共に、上記絶縁層の面に上記面ファスナが取り付けられた上記導電性シートの端部に、少なくとも上記導電性シートの絶縁層側を向いた面が導電性を有し、しかも該導電性を有する面が上記導電層と電気的に接続された所定幅のシート状の接触部を延設し、更に、該接触部の縁部に所定間隔をおいて連続的に切込みを形成してなることを特徴とする電磁波シールド材。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-177481

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