特許
J-GLOBAL ID:200903075744092693

加圧流動床ボイラの層温度制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-201412
公開番号(公開出願番号):特開2001-027402
出願日: 1999年07月15日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 加圧流動床ボイラの層温度制御方法に関し、流動材の火炉内への移送時の流動層温度変化を抑えボイラ発生蒸気流量を安定化する。【解決手段】 制御装置1にはあらかじめ火炉10の温度を制御するプログラムが組み込まれており、温度センサ3からの流動層の温度を検出し、燃料流量調節弁21〜24により燃料流量を調整する事で流動層温度を制御する。ボイラ発生蒸気流量を減少させる場合は、火炉10より流動材を流出して層高を下降させる。また蒸気流量を増加させる場合は、流動層高増指令Sを出力し、遅延タイマ2により一定時間遅延させて流動材搬送用ガス流量調節弁25を開き、流動材を火炉10へ移送して層高を上昇させる。一方、燃料流量調節弁21には信号Sと同時に流量設定値にバイアス量を付加する信号を出力し、弁21の燃料を他の燃料流量調節弁よりも増加させ、流動材搬送用ガス流量調節弁25よりも先行的に燃料を投入して領域Aの流動材を加熱し、その後流動材が移送するので、流動層の温度変化が抑えられる。
請求項(抜粋):
流動材を層高増減指令に基づいて火炉外から流入、火炉内から流出させて同火炉内の流動材の層高を変化させ、同流動材に埋没する伝熱管の伝熱面積を変化させ、同伝熱管から発生する蒸気量を制御する加圧流動床ボイラの層温度制御方法であって、前記流動材の前記火炉への流入は、前記層高増指令よりも所定時間遅延させて流入させ、前記流動材の前記火炉への流入前に予め前記火炉の流入材流入領域近辺の流動材を加熱しておくことを特徴とする加圧流動床ボイラの層温度制御方法。
IPC (3件):
F23C 10/28 ,  F22B 1/02 ,  F23C 10/16
FI (3件):
F23C 11/02 305 ,  F22B 1/02 B ,  F23C 11/02 310
Fターム (12件):
3K064AA08 ,  3K064AB01 ,  3K064AC07 ,  3K064AC12 ,  3K064AC20 ,  3K064AD01 ,  3K064AE11 ,  3K064BA07 ,  3K064BA11 ,  3K064BA13 ,  3K064BB01 ,  3K064BB05

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