特許
J-GLOBAL ID:200903075746839958

差込み式管継手、及び差込み式管継手への管差込み方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-117940
公開番号(公開出願番号):特開2003-314775
出願日: 2002年04月19日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 管内径が公差内の最小内径である管でも、また斜め切断された管でも挿入し易い差込み式管継手及び差込み式管継手への管差込み方法を提供する。【解決手段】 継手本体1の内筒体5の外周の弾性シールリング2より軸方向外方部位と、コレット4の中空軸15の内周との間に、管Pの一端部で押されるまま継手本体1の内奥へ向けて押し込まれるテーパ付リング22が嵌め込まれる。テーパ付リング22は前方拡がり状のテーパ24の最小内径を管の基準内径以下に設定しているので、管内径が公差内の最小内径である管Pが挿入されるときもテーパ付リング22にて弾性シールリング2が管内径よりも小さく押さえられるため、挿入し易くなる。テーパ付リング22は可撓性を良くするために内周面の前端部から後端部までの全長にわたって前方拡がり状のテーパ24を形成することで、斜め切断された管Pが挿入されるときもテーパ付リング22は、斜め切断された管Pの斜め切断端面Cに沿って撓みながら進むことで、管Pの斜め切断端面Cとの間に隙間がなく、挿入し易くなる。
請求項(抜粋):
筒状の継手本体、弾性シールリング、ロックリング、コレット、及びテーパ付リングを備えており、前記継手本体は軸心方向一端部に内外二重筒体を有し、この内外筒体間に管差込み間隙を形成しており、前記内筒体の外周にはシールリング溝を形成し、このシールリング溝に、前記管差込み間隙内に挿入される管の外径よりも小さく、内径よりも大きい外径をもつ前記弾性シールリングが嵌め込まれており、前記コレットは前記外筒体に内嵌され、前記管を内部に挿通し、円周に軸方向に沿う切欠部を列設した拡縮径変形自在な中空軸と、この中空軸の後端外周に張り出し形成されて前記外筒体の開口端の外部へ突出する鍔部とを有しており、このコレットの中空軸の先端に、前記管の外周面に食い込む食込み歯を有する拡縮径変形自在な前記ロックリングが一体に形成されており、前記外筒体の内周面には、前記管が抜け出し方向に移動したときに前記ロックリングに縮径方向の力を作用させる外窄まりテーパ状の押圧面が形成されており、前記外筒体の開口端部の外周面にはナットが前記鍔部と接離するよう進退動自在に螺合されており、前記テーパ付リングは、前記内筒体の外周の前記弾性シールリングより軸方向外方部位と、前記コレットの中空軸の内周との間に、前記管の一端部で押されるまま前端部を前記管差込み間隙の内奥へ向けて軸方向内方へ移動するように嵌め込まれている、差込み式管継手において、前記テーパ付リングには、これの内周面の前端部から後方に向かって窄まる前方拡がり状のテーパを備えており、このテーパの最小内径を前記管の基準内径以下に設定していることを特徴とする、差込み式管継手。
IPC (3件):
F16L 37/12 ,  E03C 1/02 ,  F16L 21/08
FI (3件):
F16L 37/12 ,  E03C 1/02 ,  F16L 21/08 H
Fターム (11件):
2D060AC03 ,  3J106AB01 ,  3J106BB01 ,  3J106BC04 ,  3J106BD01 ,  3J106CA02 ,  3J106EA03 ,  3J106EB02 ,  3J106EC01 ,  3J106ED08 ,  3J106EE15

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