特許
J-GLOBAL ID:200903075763010371

計算機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-238655
公開番号(公開出願番号):特開平7-146810
出願日: 1993年09月27日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】本発明は、比較的データ伝送速度の遅い伝送装置を使用してもデータファイルの整合処理を効率的に行なうことができ、停止していた計算機がイニシャライズした際のイニシャライズ処理時間を大幅に短縮できることを最も主要な目的としている。【構成】本発明は、同一のデータファイルを個別に有しかつ伝送装置により互いに接続された第1および第2の計算機間で、伝送装置を介してデータを伝送し合うことによりデータファイルの整合処理を行なう計算機システムにおいて、各データファイルを複数のブロックにそれぞれ分割し、この各データファイルのブロック毎のサイクリックチェックコードを比較することによってその差異を検出し、その結果差異のあるブロックのみのデータを、伝送装置を介して伝送することを特徴としている。
請求項(抜粋):
同一のデータファイルを個別に有しかつ伝送装置により互いに接続された第1および第2の計算機間で、前記伝送装置を介してデータを伝送し合うことにより前記データファイルの整合処理を行なう計算機システムにおいて、前記各データファイルを複数のブロックにそれぞれ分割し、前記第2の計算機がイニシャライズした時に、当該第2の計算機内のデータファイルのブロック毎のサイクリックチェックコードを作成し、かつ当該サイクリックチェックコードを前記第1の計算機へ前記伝送装置を介して伝送する手段と、前記第1の計算機内のデータファイルのブロック毎のサイクリックチェックコードを作成する手段と、前記第1の計算機で作成されたサイクリックチェックコードのデータと、前記第2の計算機より伝送されたサイクリックチェックコードのデータとを、ブロック毎に順に比較する手段と、前記比較の結果、サイクリックチェックコードのデータに差異が検出された場合には、前記第1の計算機のデータファイルの該当ブロックのデータを前記第2の計算機へ前記伝送装置を介して伝送する手段と、前記第1の計算機より伝送されたブロックデータに基づいて、前記第2の計算機のデータファイルの該当ブロックのデータを更新する手段と、を備えて成ることを特徴とする計算機システム。

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