特許
J-GLOBAL ID:200903075763919710

液相アルキル化及び気相アルキル交換反応を用いてエチルベンゼンを製造する連続的方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-520456
公開番号(公開出願番号):特表平10-511942
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】本発明は、液相アルキル化及び気相アルキル交換反応を用いてエチルベンゼンを製造する方法に関する。液相アルキル化反応は、酸性固体酸化物、例えばMCM-22、MCM-49及びMCM-56を触媒とすることができる。気相アルキル交換反応は、中間孔寸法ゼオライト、例えばZSM-5を触媒とすることができる。非ベンゼン系炭化水素不純物を少なくとも500ppm含有する新たなベンゼンフィードを連続的に導入することによって、プロセスを連続的に実施することができる。これらのアルキル化及びアルキル交換反応のエチルベンゼン生成物を混合したものは、キシレン、炭素数7以下の炭化水素化合物及び炭素数9以上の炭化水素化合物のレベルが非常に低い。
請求項(抜粋):
エチルベンゼンを製造する方法であって、 (a)ベンゼン及びエチレンを、液相アルキル化反応ゾーンにおいて、エチルベンゼン生成物及びジエチルベンゼンを含む副生物を生じさせるのに十分な液相条件下で酸性固体酸化物触媒に接触させる工程;並びに (b)工程(a)からのジエチルベンゼン副生物及びベンゼンを、気相アルキル交換反応ゾーンにおいて、更なるエチルベンゼン生成物を含む流出物を生成させるのに十分な気相条件下で酸性固体酸化物触媒に接触させる工程を含んでなり、 工程(b)の気相アルキル交換反応ゾーンに導入されるベンゼンフィードが炭素数5〜7の非ベンゼン系炭化水素化合物を含んでなり、このアルキル交換反応ゾーンにおいて、炭素数5〜7の非ベンゼン系炭化水素化合物を沸点の異なる炭化水素化合物に転化し、未反応のベンゼンをアルキル化反応ゾーン及びアルキル交換反応ゾーンにリサイクルする方法。
IPC (4件):
C07C 15/073 ,  B01J 29/70 ,  C07C 2/66 ,  C07C 6/12
FI (4件):
C07C 15/073 ,  B01J 29/70 Z ,  C07C 2/66 ,  C07C 6/12
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭49-024921
  • 特開昭64-068329
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-024921
  • 特開昭64-068329

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