特許
J-GLOBAL ID:200903075773786750

アーク溶接におけるルートギャップの検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-346020
公開番号(公開出願番号):特開平10-323758
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 溶接中のアーク直下におけるギャップ検出をインプロセスで可能にする。【解決手段】 高速回転アーク溶接または溶接方向に溶接トー1を揺動させる揺動アーク溶接もしくはタンデムアーク溶接において、溶接線ならいと溶接トーチ高さの制御のもとで溶接中に、開先のルートギャップGの変化によって変化する、アーク直下の溶融池表面形状の変化を、アークの溶接電圧VT または溶接電流Iの波形によって認識するものであり、基準となるギャップGref に対する適正溶接条件におけるVT 波形を基準波形VTrefとしてメモリ12に記憶しておき、基準波形に対する現波形VT の偏差部分の面積|ΔSG |を絶対値積分器14でアークの1回転または1周期分について求め、さらに積分器15で積分したアーク回転位置の後方部における偏差部分の積分の符号から、符号判定器16によりΔSG の正負を判定してΔSG を求め、このΔSG の値とルートギャップGの関係を予め実験により求めておき、現在のΔSG の値から現在のルートギャップGを認識することによりインプロセスで検出する。
請求項(抜粋):
溶接線ならいと溶接トーチ高さの制御を行いながら、高速回転アークによって溶接をしているときに、開先のルートギャップGの変化によって変化する、アーク直下の溶融池表面形状の変化を、高速回転アークの溶接電圧または溶接電流の波形によって認識する方法において、基準となるギャップGref に対する適正溶接条件における前記溶接電圧または前記溶接電流の波形を基準波形として記憶しておき、前記基準波形に対する現波形の偏差部分の面積|ΔSG |をアークの1回転分について求め、さらにアーク回転位置の後方部における偏差部分の積分の符号から波形差ΔSG の正負を判定してΔSG を求め、このΔSG の値とルートギャップGの関係を予め実験により求めておき、現在のΔSG の値から現在のルートギャップGを認識することを特徴とするアーク溶接におけるルートギャップの検出方法。
IPC (3件):
B23K 9/127 507 ,  B23K 9/095 510 ,  G01B 7/14
FI (3件):
B23K 9/127 507 D ,  B23K 9/095 510 F ,  G01B 7/14 Z

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