特許
J-GLOBAL ID:200903075776661835

マルチセグメント化した誘電体共振アンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-567080
公開番号(公開出願番号):特表2003-527016
出願日: 2001年03月02日
公開日(公表日): 2003年09月09日
要約:
【要約】円形配列内に配置された複数の誘電体共振セグメントを用いて、放射線を発生または受信できる放射状アンテナを開示している。単一アンテナ系内で多重の誘電体共振セグメントを使用する目的は、それぞれが異なる方向に「ボアサイト」(即ち、送信時に最大放射線となる方向、ないし、受信感度が最大となる方向)を有するいくつかのビームを生じることである。そのようないくつかのビームを同時に励起して任意の方向の新しいビームを形成しうる。新しいビームは段階的または連続的に操作でき、360度の円形全体で操作しうる。2個のセグメントを同時に励起した場合、アンテナは、単一セグメントのみの場合よりも、メイン・ローブが狭く、および(または)バック・ローブが小さい。無線信号を受信するとき、そのような多重ビームを電子処理することは、それらの信号の方向を発見するのに使用でき、それゆえ、無線方位探査装置の基礎になる。さらに、送信ビームを形成することにより、または、流入無線信号の方向内で受信ビームを分解することにより、「スマート」ないし「インテリジェント」なアンテナを構成しうる。ビーム操作およびスマート・アンテナ技術は、そこへの送信を避けるため、または、その方向からの干渉信号受信を避けるために特定方向でのシャープ・ヌル操作にも使用しうる。誘電体共振セグメントは接地面に設置され、実質的に円筒形または台形のセグメントの形になっていて、内部プローブまたは外部の接地面アパーチャーによりフィードされる。
請求項(抜粋):
複数の個別誘電体共振アンテナから成る複合誘電体共振アンテナで、各個別アンテナが、接地基板、側面を有し、接地基板と関係した誘電体共振エレメント、誘電体共振エレメントに、また、それからエネルギーを伝送するためのフィーディング機構を含み、各誘電体共振エレメントの少なくとも一側面が隣り合う誘電体共振エレメントの少なくとも一側面に近接しているように、その誘電体共振エレメントが配置されていること、および、さらに、その誘電体共振エレメントを個別にまたは組み合わせて作動させて、少なくとも1個の段階的または連続的に操作可能なビームを発生して、それを設定角度まで操作できるようにする電子回路をそのアンテナが含むことを特徴とする複合誘電体共振アンテナ。
IPC (2件):
H01Q 3/26 ,  H01Q 9/04
FI (2件):
H01Q 3/26 Z ,  H01Q 9/04
Fターム (12件):
5J021AA02 ,  5J021AA03 ,  5J021AA10 ,  5J021AA12 ,  5J021AB00 ,  5J021DB01 ,  5J021EA02 ,  5J021FA32 ,  5J021HA01 ,  5J021HA02 ,  5J021HA04 ,  5J021JA10

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