特許
J-GLOBAL ID:200903075780466478

PSK復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264211
公開番号(公開出願番号):特開平11-112588
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 n相PSK復調器のAFCループにおいて、擬似ロックが発生するような大きな周波数オフセットがある場合も、1回のAFCの引き込みで正規のロック点へ収束させること。【解決手段】 複素乗算器3を含むAFCループに、累積加算器20とデータ変換回路22,23を設け、搬送波周波数の周波数誤差を補正する。同期パターン検出回路13が復号データから周期的な同期パターンを検出し、ロック検出回路14が搬送波再生のロック状態を検出すると、AFCループのループフィルタ19の出力の符号から擬似ロック周波数を特定する。そして周波数補正回路16は数値制御発振器の周波数を擬似ロック分だけシフトする。
請求項(抜粋):
n相PSK変調信号を直交検波してデジタル化したI軸及びQ軸の信号を第1の入力信号とし、第1の入力信号の周波数誤差を補正する信号を第2の入力信号とするとき、前記第1の入力信号と第2の入力信号とを複素乗算する複素乗算器と、前記複素乗算器の出力に対して搬送波再生を行う搬送波再生回路と、前記搬送波再生回路の出力から再生搬送波の位相誤差を検出する位相比較器と、前記搬送波再生回路の出力から再生搬送波の周波数誤差を検出する周波数誤差検出回路と、前記周波数誤差検出回路の出力と周波数オフセット量とを加算した信号を補正搬送波周波数信号とするとき、前記補正搬送波周波数信号に含まれる雑音を除去するループフィルタと、前記ループフィルタの出力を積分する累積加算器と、前記累積加算器の出力と位相回転量とを加算した信号を、直交する2つの正弦波に変換し、この信号を前記第2の入力信号として前記複素乗算器に与える直交正弦波発生器と、前記搬送波再生回路の出力からデータを再生するデータ再生回路と、前記データ再生回路の再生データから同期パターンを検出する同期パターン検出回路と、前記搬送波再生回路から出力される再生搬送波のロック状態を検出するロック検出回路と、前記同期パターン検出回路と前記ロック検出回路の出力により、2π/nの整数倍の前記位相回転量を生成する位相補正回路と、前記累積加算器の出力値に前記位相補正回路の出力値を加算し、その加算値を前記直交正弦波発生器に与える位相加算回路と、前記同期パターン検出回路と前記ロック検出回路の出力と前記ループフィルタとの出力に基づいて、前記n相PSK変調信号のシンボル周波数fsym に対して再生搬送波の周波数オフセット量±fsym /nを生成する周波数補正回路と、前記周波数誤差検出回路の出力値と前記周波数補正回路の出力値とを加算し、前記補正搬送波周波数信号を生成する周波数加算回路と、を具備することを特徴とするPSK復調器。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04L 27/22 C ,  H04L 7/00 F

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