特許
J-GLOBAL ID:200903075786212133

コード励振線形予測復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-284293
公開番号(公開出願番号):特開平6-130999
出願日: 1992年10月22日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 バッドフレームに対する補間による合成音声品質を高めることができるようにする。【構成】 音声の立上りでの品質を向上させるため、バッドフレームの前後のフレームの情報から立上り部分を検出する立上り検出手段111と、過去の合成励振信号からラグ情報を得るラグ計算手段110と、ラグ情報に基づいたパルス励振信号を発生するパルス発生手段と109と、パルス励振信号を適応励振信号に代えて選択する切換手段107とを設けた。2種類の励振信号の加算比率が変化している区間での品質を向上させるため、バッドフレームの前後のフレームの情報から各励振信号に対するゲインを得る加算比率計算手段120を設けた。パワー変化区間での品質を向上させるため、パワー情報を推定するパワー補間器130と、推定結果に応じてパワーを修正するパワー修正手段131とを設けた。
請求項(抜粋):
適応励振コードブックと統計励振コードブックとを備え、これら励振コードブックから出力された各励振信号にゲインを乗じた後に加算して得られた合成励振信号を、合成フィルタに入力することで合成音声信号を得るコード励振線形予測復号化装置において、合成処理対象フレームがその符号化情報が欠落しているバッドフレームである場合に、この合成処理対象フレームの前側フレーム及び後側フレームの情報から、合成処理対象フレームが音声の立ち上がり部分か否かを判断する立ち上がり検出手段と、過去の合成励振信号から、合成処理対象フレームについてのラグ情報を得るラグ計算手段と、得られたラグ情報に基づいて、周期的なパルスを含むパルス励振信号を発生するパルス発生手段と、上記立ち上がり検出手段が、バッドフレームである合成処理対象フレームが音声の立ち上がり部分でのフレームと判断したときに、上記適応励振コードブック側からの励振信号に代えて上記パルス発生手段からの励振信号を選択する切換手段とを設けたことを特徴とするコード励振線形予測復号化装置。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18

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