特許
J-GLOBAL ID:200903075796722156
尿素水を用いる排ガス脱硝装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-110662
公開番号(公開出願番号):特開2005-288397
出願日: 2004年04月05日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】エンジン等から排出される窒素酸化物を脱硝触媒を用いて除去する方法において、脱硝還元剤としのアンモニアを、尿素水を加水分解してアンモニアを生成して脱硝還元剤として用いる場合に、排ガス温度等の条件にもよるが尿素のアンモニアへの有効な転換を計ることが困難な場合が有る。特に排ガス温度が200°C以下であったり排ガス管長さが充分にとれない場合で、例えばディーゼル車用として用いるためには実用的ではない。【解決手段】尿素水注入部と脱硝反応器の間に、排ガス流路内の排ガス自身が有する温度と水分による加水分解を行う加水分解反応器を設置する。また、尿素水注入部と脱硝反応器の間に、短い排ガス管長さでも尿素水の加水分解を効率よく行うサイクロン容器を設置する。 若しくは、尿素水注入部と脱硝反応器の間に、加水分解の促進を計るため内面に加水分解触媒成分を保持したサイクロン容器を設置する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
窒素酸化物含有排ガスの流路と、該流路内に窒素酸化物の還元剤を注入する注入ノズルを設けた注入部と、該還元剤の注入部の後流側に設けられた脱硝触媒を内蔵した脱硝反応器を有する排ガス脱硝装置において、還元剤注入部と脱硝反応器の間の排ガス流路中に、尿素加水分解能を有するゼオライト・アルミナ・チタニアのうち1種以上から選ばれた組成物、またはチタニア-バナジウム系・チタニア-バナジウム-タングステン系・チタニア-タングステン系のうちの1種以上からなる加水分解触媒成分によって構成される球状・柱状・円筒状等のペレット型またはハニカム型の加水分解触媒(以下、分解触媒という)であって、排ガス流路内の排ガス流れの中にAV値が2000Nm3/h・m2以下となる該分解触媒を内蔵した加水分解反応器を配置して、還元剤注入部から注入された尿素水からアンモニアを発生させて該アンモニアを脱硝反応器に供給するようにした脱硝装置。
IPC (4件):
B01D53/94
, B01J23/22
, C01C1/08
, F01N3/08
FI (4件):
B01D53/36 101A
, B01J23/22 A
, C01C1/08
, F01N3/08 B
Fターム (53件):
3G091AA18
, 3G091AB01
, 3G091AB05
, 3G091BA14
, 3G091CA17
, 3G091GA01
, 3G091GA02
, 3G091GA06
, 3G091GB09X
, 3G091GB17W
, 3G091GB17X
, 4D048AA06
, 4D048AA17
, 4D048AB03
, 4D048BA03Y
, 4D048BA07X
, 4D048BA11Y
, 4D048BA23X
, 4D048BA27Y
, 4D048BA41X
, 4D048BB01
, 4D048BB02
, 4D048BB05
, 4G069AA02
, 4G069BA01A
, 4G069BA04A
, 4G069BA04B
, 4G069BA07A
, 4G069BC54A
, 4G069BC54B
, 4G069BC60A
, 4G069CA02
, 4G069CA03
, 4G069CA10
, 4G069CA11
, 4G069CA13
, 4G069EA02X
, 4G069EA19
, 4G169AA02
, 4G169BA01A
, 4G169BA04A
, 4G169BA04B
, 4G169BA07A
, 4G169BC54A
, 4G169BC54B
, 4G169BC60A
, 4G169CA02
, 4G169CA03
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, 4G169CA11
, 4G169CA13
, 4G169EA02X
, 4G169EA19
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