特許
J-GLOBAL ID:200903075799842136

内燃エンジンの触媒温度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-249932
公開番号(公開出願番号):特開平7-083034
出願日: 1993年09月10日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 触媒温度センサの出力特性にずれが生じても適切な触媒温度制御を行なうことができる内燃エンジンの触媒温度制御装置を提供する。【構成】 内燃エンジン1は排気系に触媒装置15を取り付けており、触媒装置15の触媒床温度Tcを検出する触媒温度センサ16を備える。内燃エンジン1に設けられたECU5は触媒温度センサ16による触媒床温度Tcをモニタし、触媒床温度Tcが基準温度TREFに達するとその温度を記憶手段5cに記憶する。また、この基準温度TREFより一定温度ΔT1だけ低い温度を触媒温度制御を開始するための開始温度TSTARTと設定し、さらに開始温度TSTARTを基準にしてヒステリシス特性を付加した終了温度TENDを設定する。ECU5は触媒床温度Tcが設定した開始温度TSTARTを越えると、排気還流量、点火時期、空燃比を用いた触媒温度制御を開始する。
請求項(抜粋):
内燃エンジンの排気系に取り付けられ排ガス中の有害成分を浄化する触媒と、該触媒の温度を検出する触媒温度検出手段と、該触媒温度検出手段によって検出された前記触媒の温度が開始温度を越えるときに、前記内燃エンジンの制御パラメータを前記触媒の温度が低くなるように制御する触媒温度抑制手段とを備えた内燃エンジンの触媒温度制御装置において、前記内燃エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段によって検出された運転状態が所定運転状態であるときに前記触媒温度検出手段により検出された前記触媒の温度を基準温度として記憶する基準温度記憶手段と、該基準温度記憶手段に記憶された前記基準温度より所定値低い温度を比較温度として設定する比較温度設定手段とを備え、前記触媒温度抑制手段は、前記触媒温度検出手段により検出された触媒温度が前記比較温度より高いとき前記内燃エンジンの制御パラメータを触媒温度が低くなるように制御することを特徴とする内燃エンジンの触媒温度制御装置。
IPC (6件):
F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F01N 3/24 ,  F01N 9/00 ZAB ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00

前のページに戻る