特許
J-GLOBAL ID:200903075800180347

コンクリートと構築物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-091769
公開番号(公開出願番号):特開平6-264426
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 擬石、護岸、擁壁、魚礁、消波物、水勢緩和物、堤防、防波堤、産業廃棄物等の公害物質処理に利用されるコンクリートと構築物を提供する。【構成】 積層コンクリートは仕切板を利用して着色した生コンクリートと非着色生コンクリートを積層して作られ、埋設コンクリート筒状仕切板16を利用し公害物質等混合した内部生コンクリート17を埋設して作られる。開口部を有する中空コンクリートは岩石の表面形状を模倣して作られ、凹部形成コンクリートは消波物の柱状部にかん合する凹部を形成して作られる。構築物は、中空コンクリート内に生コンクリートや公害物質等を入れて構築され、耐久性コンクリートはAE剤の使用と水の蒸発を防止した養生により作られる。
請求項(抜粋):
[請求項1] 型枠内底部と仕切板で仕切られた所望の側面部に着色した生コンクリートを打設し、次に上記側面部を除く型枠内に非着色生コンクリートを打設した後、仕切板を引抜いて着色した生コンクリートと非着色生コンクリートを一体化させ、硬化後脱型して得られることを特徴とする、積層コンクリート。[請求項2] 型枠内底部と筒状仕切板で仕切られた側面部に着色または非着色生コンクリートを打設する一方、筒状仕切板内に非着色生コンクリートまたは、ヘドロや産業廃棄物またはごみを混ぜた生コンクリート等の内部生コンクリートを打設し、筒状仕切板を引抜いて一体化させ、その上に着色または非着色生コンクリートを打設して上記内部生コンクリートを密閉し、硬化後脱型して得られることを特徴とする、埋設コンクリート。[請求項3] 型枠を利用して岩石の表面形状を模倣しかつ開口部を設けた無底のコンクリート系殻体を作り、次に底部コンクリートを形成したことを特徴とする、開口部を有する中空コンクリート。[請求項4] 岩石の表面形状を模倣しかつ下部に消波物の柱状部にかん合して係止する凹部を形成したことを特徴とする、凹部形成コンクリート。[請求項5] (a)上方開口の中空コンクリートが、開口部を上にして水際に並べられているか、水際、水中、または陸地に島状、山状、丘状、または堤防状に配置されているか、(b)下部に脚部を形成した上方開口の中空コンクリートが、開口部を上にして水底に多段に積まれているか、(c)底部に孔を設けた上方開口の中空コンクリートが、開口部を上にして消波物の柱状部に底部の孔をかん合して載せられており、上記中空部に、岩石の表面形状を模倣したコンクリート系擬石、砂利、砂、土、ヘドロ、産業廃棄物、ごみ、コンクリート、のうちの1または2以上が入れられていることを特徴とする、消波物、水勢緩和物、魚礁、護岸、堤防、防波堤、ヘドロや産業廃棄物或いはごみ収納、人工の島や丘または山に使用される構築物。[請求項6] 水または石灰系水溶液とAE剤、或いは更に減水剤、軽量骨材、繊維、のうちの1または2以上を加えて作った生コンクリートを型枠内に打設し、水で崩れなくなったらできるだけ速やかに、好ましくは3〜5時間内に、水または石灰系水溶液で覆う等水の蒸発を防止した養生を施し、次に水または石灰系水溶液を除いて密閉養生または高湿気中養生により水の蒸発を防止し、水和反応による水の消費で型枠接面を乾燥させた後脱型し、或いは更に白華成分と反応する反応液を含浸させるかまたは高熱して、白華成分と反応液または炭酸ガスを反応させ2次白華を抑制することを特徴とする、耐久性コンクリート。
IPC (3件):
E02B 3/14 301 ,  B09B 1/00 ZAB ,  B28B 1/16

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