特許

J-GLOBAL ID：200903075802443264

耐レトルト処理性と耐熱性に優れた樹脂被覆金属板

発明者： 西田 浩 ,  大八木 八七 ,  横矢 博一
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 椎名 彊 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-216453
公開番号（公開出願番号）：特開平8-080592
出願日： 1994年09月12日
公開日（公表日）： 1996年03月26日
要約：

【要約】【目的】 耐レトルト処理性・耐熱性に優れた、食品缶詰・飲料缶その他容器用の樹脂被覆金属板。【構成】 金属板の片面または両面に、下層樹脂の融点Tm1 が190〜250°C、かつ下層樹脂の結晶化温度Tcが100〜130°Cであり、上層樹脂の融点Tm2 は、下層樹脂の融点Tm1 +10°C〜260°Cであり、さらに上層樹脂層の面配向係数が0.100〜0.169、下層樹脂層の面配向係数が0〜0.100である2層構造のポリエステル樹脂を被覆した事を特徴とする耐レトルト処理性、耐熱性に優れた樹脂被覆金属板。

請求項（抜粋）：

金属板の少なくとも片面上に、融点(Tm1 )が190°C≦Tm1 ≦250°C、かつ結晶化温度(Tc)100°C≦Tc≦130°C、かつ面配向係数が0〜0.100のポリエステル樹脂を被覆して下層樹脂層を形成し、その上に融点(Tm2 )が(Tm1 +10°C)≦Tm2 ≦260°C、かつ面配向係数が0.100〜0.169のポリエステル樹脂を被覆して上層樹脂層を形成したことを特徴とする耐レトルト処理性と耐熱性に優れた樹脂被覆金属板。